最近、私とあーりーの間で『変態』という言葉が流行っている。
あーりーは若いがかなりねっとりぎみの変態である。
顔がカワイイので更にその変態ぎみが目立ってしまう。
私も同じ程度の変態なので相乗効果で一緒にいると気持ち悪いったらありゃしない。
32歳にもなるオンナが『私は変態です』などと連呼するのもどうかと思うが、こっちはノリ重視なので許して欲しい。
そんな変態。
めぐです。

変態はフツーのオンナになろうと気を付けていた。
というのもANTONサンがやってきたのだ。
『大丈夫』だと言って欲しい人物ナンバーワンなのだ。
早くそれを言って欲しくて私達は必死に絡んだ。
ANTONサンは非常に強行帰途にビックリしており『マジでー?どのくらいかかるん?』などといちいち聞いてくれた。
優しい人ね。
この時点で軽くしっとりしてしまった私だがその後すぐに『気を付けてな!』などと言われ、更にしっとりしてしまった。
元々の変態キャラが垣間見れなかった事が救いであった。

そして私はANTONサンの32歳になった抱負が『体を鍛える』事であったのにかなり興味を示していた。
私もバカみたいにジムばかり通っている今日この頃である。
なのでこの話は絶対したかったのだ。
ANTONサンにさらりと聞いてみると『鍛えてるで!』と願ったりな返事を貰った。
これ、これ!
同士である。
私も即座に自分がどれ位やっているかを話した。
まずは自分の話というトコが余裕がない。
ANTONサンは私の話を聞き、『そういえば痩せたな〜』などと乙女のハートをつく発言をした。
急に『痩せた』などと言われテンパってしまったのは分かりやすい話であろう。
それからANTONサンのトレーニングメニューなどを聞き、私は『スゴイですねー!私なんか・・・・・・ですよ!』などとまた自分の話を始めた。
ANTONサンのメニューは私には真似できる部類ではなかった。
『前より体ができてると思わへん?』などと聞かれたので軽く言葉に詰まっていると(前から体ができていたので)『オレなんか見てへんな〜?』などと心外な言葉を言われ、かなり慌てる私。
いやいや、こっちはいつも見てますよってに。
ドラムを叩く姿にはドキドキしてしまう。
またドキドキしてしまった私はナゼかANTONサンにランジ(スクワットの前後運動)の姿勢などをやってみせたのである。
どんなファンですか?
でも、これから鍛え話ができると思うと嬉しいわ〜

そうこうしていると店内の片付けが始まった。
いつまでも店内に居るのは悪いので、外に出てまた粘着る。
クミコチャンがちゃんとOJIサンから離れてなかったのにウケた。
そして納得がいかなかったのでまたMONKYに絡む。
聞かれてもないのに、これからどんなにドライブして帰途するかと自分の辛さを語った。
今度は心あるカンジで『気を付けてな〜』とか言われ、ケッコーご満悦な私だった。
次はいつ会えるかははっきり分からないが、生きて帰れればきっと会えるのだ。
ちゃんと気を付けようっと。

そして私達の『気を付けろ』メイン人物のANTONサンにまた絡む。
SAKUちゃんは泣いていた。
そしてANTONサンは『マジで気を付けて帰れよ!』と握手してくれた。
『帰れよ!』ってのがオトコらしくて頼もしい。
私とSAKUちゃんは途端にオンナになり、『気を付けます・・・』としっとりした。
さすがANTONサンである。
MONKYとは違う部類で即座にオンナにさせてしまうオトコである。
あぁ、うっとり・・・
そしてブラックボトム号が見えなくなった。
私は本当に楽しかったから悲しくない。
思ってたより悲しくないのは何でかしら???

ブラックボトムのほとんどのメンバーに『気を付けて帰って!』と言われた私は非常に気を付けて帰っていた。
ずっとブラックボトムの話をしていたが、最終的には行きの時と同じようにトオルや裕二のモノマネに集中した。
いつもこんなカンジなのだ。
SAKUちゃんがちょっと寝たのをいい事に(帰ったら仕事の身なのでしょうがない)気を付けてながらもスピードをフルにあげる。
どんどん走ると鹿児島から熊本に入り、ちょっと苦戦しながら福岡に到着である。
福岡まで来ればこっちのもんだ。
たいした休憩もしなかったので別に眠くはないのに目が潰れてきて困った。
SAKUちゃんに目薬を支給され、すぐに立ち直った。
ただの目薬なのにシミてしょうがなかった。
私にとって長距離運転は眠気より目の疲れがネックなのですね。
その調子で思っていた時間より2時間早く帰る事ができた。
何でもやればできるのですな。
これを教訓に更に遠出車ツアーなど考えそうで怖いわ〜

ちゃんと言われた通り気を付けていたので死なずに済んだ。
このツアーは本当に楽しかった。
なのでまた次も更にパワーアップして向かうだろう。
それだけこっちはブラックボトムが好きなのだ。
もっとこれからも粘着してやりますよ〜
ブラックボトム、最高〜!
こんな安い言葉しか言えないのが切ないが本当にそんな気持ちなのだ。
早く次の予定が立てたいワン。
それにしてもブラックボトムは大人気である。
ファンの皆さんがそれぞれ粘着っているのを遠目に、私とSAKUちゃんは独自に楽しむ。
今しなくても良い話に打ち込む私達はケッコー余裕である。
不安だった帰り道も楽しめそうな気がした。
何でも取り組む気持ちが大切ですよ。
やっとそんな心情である。
めぐです。

YASSYが『どうやった?』とあまりにも自然にやってきたのでこちらもごく自然に『めちゃくちゃ楽しかったですよー!』と返事をする。
これからのブラックボトムの予定などを聞き、また来年も楽しく過ごせそうで安堵する。
後は尚が忙しくしてくれない事を祈るばかりだ。
そしてIGGYがやってきたのでSAKUちゃんは即座に絡む。
昨日全く喋ってなかったのでよろしかろう。
MONKYもやっとファンから開放されたようでフラフラしていたが私は『今日はしつこくしないから大丈夫よ!』などと余裕をかました発言をしていた。
MONKY本人は『ははぁ〜そうなんや!』と笑っていた。
笑顔のMONKYに対面した私は、しつこくしないと言った舌の根も乾かないうちに途端に粘着り、『今から宇部まで帰るから気を付けて帰れって言って〜』と哀願した。
こっちは欲望はフルに出すのをモットーに生きているのだ。
そうそう粘着体質は消せないのもである。
MONKYは突然の私のキャラ変更にちょっと軽くひき『あぁ・・・気を付けてな』などとナツヒロコンビのヒロコチャン並みに心ないカンジで言ってくれた。
何だよ〜MONKY!
そんなのを求めてるんじゃないんだよ〜

まぁ良い。
そして『キヨミチャンに昨日はゴメンね!ってメールするから写真を撮らせて!』といきなり携帯を構える。
MONKYは『ええで!』と即答し、私が文句をつける前からカワイイ顔をして待っていた。
最近の携帯カメラは性能がよく、勝手にピントをあわせてくれるのは有難いが、何しろ時間がかかる。
『あ、MONKY、失敗した!ちょっと待って!』と慌てていると、MONKYがいきなり大爆笑。
ちょうどその瞬間が撮れ可愛かったので良かったのだが、ナゼ大爆笑なのか?
MONKYはウケながら『撮ってる顔がめっちゃオモシロかってん!』などと言っていた。
はぁ〜?
乙女に『顔がオモシロイ』などとよく言ってくれるわ〜
私はカンニングの竹山ばりに暴れてみせた。
まぁ『顔が気持ち悪い』などと言われないだけマシである。
っていうか、『存在が気持ち悪い』などと言われてもしょうがない位の事は毎度しているので顔がオモシロイ位はどうって事ない。

そういえば昨日MONKYに目の前でいつもように『口笛吹いて!』などと頼むと、何でもない感じで即座に吹いてくれた。
毎度の事でびっくりするが、何でいつもそんなに簡単に吹いてくれるのだろうか?
私だったら『なんで〜?』などとしつこくイヤらしくなり、せっかく吹いてくれと頼んでくれた人に『じゃあ、いいです・・・』などと言われてしまいそうだ。
MONKYは本当に気持ちがキレイで元々からスター気質なのだろう。
いつも即座にしてくれる。
口笛を吹いているMONKYに、邪念だらけの私とSAKUちゃんは途端にチューでもしそうな勢いで吸い付きそうになった。
危険を感じたMONKYはいい加減なトコで止め『いっつも(ライブ中の口笛)めっちゃニヤニヤして見てるやん?気になるねん!』と軽くクレームをつけてきた。
いやいや、カワイイ人はニヤニヤでもニタニタでもして見るのが正解なのだ。
それを回避するにはMONKYがカワイくなくなればよいだけの話だ。
MONKYはいつも100%カワイイので、これからももっとニヤニヤする事になるだろう。
そのMONKYは着替えをすると言い、陰でこそっと上半身裸になった。
それを見逃す私ではない。
携帯のカメラが起動したままだったので写真を撮るのは簡単だったが、それよりも自分の目で確認する事に努めた。
かなり変態の部類である私だった。
楽しい事に限っては本当にすぐに終わってしまうものである。
たいくつな研修とか、今すぐにでも終わって欲しい時の時間の経過がウソのようだ。
そういうメリハリで更に楽しい時間を求めていろいろ頑張る事になる。
そんなもんですな。
めぐです。

ライブが始まり、今日は2ステージという事で余裕だった私だが、やっぱりすぐに1ステージは終わってしまった。
あぁ、ヤバイ・・・
もう終わりカウントダウン状況である。
そして2ステージ目が始まり、私は腹をやっとくくった。
終わってもしょうがない。
そんなに楽しい時間を求めているならば自分から向かうまでである。
尚が落ち着いたら深刻に追っかけてやりますぜー。
何だかいつものヤル気体質になった事でいつもの自分を取り戻せた。
そして取り戻したトコロでライブ終了。
鹿児島のファンの方々はかなり若かった。
私より10歳下以上の人が会場を埋め尽くしていた。
何か若い子はいろんな意味でいいなぁ〜とオバサンになって感慨にふけっていた。
やっぱりまた鹿児島には来たいな。
鹿児島はやたら波長が合う街なのだ。

ライブが終わるとまた号泣のSAKUちゃんである。
終わった事をただ泣いているのかと思ったら、IGGYの唇がぷっくりしておりそして赤かったのが泣けたと言っていた。
え?そんな深刻な事でー???
私にはその意味が分かるのだ。
チェッカーズの頃のクロベエは唇がぷっくり赤く可愛かった。
SAKUちゃんはそれを見て『IGGYが死んだら悲しい』と思い、泣けてきたようである。
その意味はよく分かるが、楽器をしまいにきたIGGYは何の事か分からなかったようで私は一通り説明した。
IGGYはちょっと驚いた顔で『なんでやねん!』と言っていた。
SAKUちゃんは号泣を増すばかりで、私も何だか泣けてきそうだった。

そしてIGGYに気を取り直して絡む。
どうも今日のIGGYの鼻は整形したように小鼻が小さくなっていた。
昨日とはまるで違う鼻である。
鼻を整形するんだったら思い切って私も誘ってくれれば良かったのに〜
そう告げると『してへんで!なんでやねん!』と笑っていたIGGYだが、絶対整形しているとしか思えない程小鼻が小さくなっているのだ。
私はいつものバカキャラを取り戻しており、何度も『なんで誘ってくれんやったん〜!』としつこく絡んだ。
IGGYはわざわざ鼻を膨らませて可愛くしてこの話を終わらせようとしていたが、そんなに簡単に引き下がる訳にはいかない。
整形してないのだったら、どうやって鼻を小さくしたのかだけは教えて欲しい。
私にとっては絶対習いたい項目なのだ。
哀願する私にIGGYはその術を全然教えてくれないのであった。
くそ〜
ホントに鼻を整形してやろうかしらん。
整の形を真剣に考えてしまう瞬間であった。

OJIファンのクミコチャンは知らない間にOJIサンに粘着っていた。
あぁ、忘れてた!
早くANTONサンに大丈夫だと言って貰わなくては〜
しかしそのANTONサンはファンに囲まれ大変な事になっていた。
いやいや、こっちには時間も余裕もある。(ライブで立ち直った分かりやすい私だったのだ)
様子を伺いつつも、ANTONサンから言われるであろう『大丈夫』という言葉に早くもキュンとなっていた私だった。
言ってくれるだろうな〜、ANTONサン。
胸のワサつきと帰りの不安でちょっと泣けぎみの私。
すでに大きな号泣を3度したSAKUちゃんもまた号泣の気配である。
瞬時に軽く鬱現象の私達だが、ライブとなるとそんな事は皆無になる。
そりゃそうだ。
こっちはわざわざブルーになりにやってきたのではない。
めぐです。

今日は対バンなしでブラックボトムが2ステージやってくれるらしい。
そりゃ嬉しくてしょうがない。
最終日、元気に楽しみましょうかねぇ〜
キヨミチャンチームのクミコチャンも仲間に入れ、どうでも良い事に頭を悩ませていると(Bから始まる罵倒言葉を探していた。例を挙げるならばブサイクのBなどである)メンバーがステージにちょろちょろやってきた。
IGGYが嬉しげにSAKUちゃんに『昨日はお酔いになられてたそうですね!』などと言ってきた。
わざわざ敬語なのが面白い。
しかも歯切れも良かった。
SAKUちゃんはそんな事より、熊本で撒いたのはどういうつもりなんか!と詰問していた。
いろいろその時の話をIGGYはしていたが、結局『スミマセンでした・・・』などと謝っていた。
そこでSAKUちゃん的にさっぱり解決で仲直りらしい。
そりゃ良かった、良かった。
何かイイカンジで私もすっかりゴキゲンであった。

そしてMONKYがやってきた。
あぁ、謝らなくては・・・え〜と・・・などとシドロっていると、MONKYがカワイイ笑顔でSAKUちゃんに『酔っ払い☆』などと言ってきた。
おぉ、さすがMONKYである。
器がデカイ。
全然怒ってない事以上に、カワイイし、そしてやたらとその『酔っ払い☆』は甘いカンジだった。(甘さが文章ででないので☆を使ってみたがキモイだけですな・・・)
何で甘いのさ〜?
くそ〜カワイイのー!!!
あんまり可愛かったので私は更にシドり、誰にも聞こえないような声で『スミ、マ、センデ、シ、タ・・・』とカタコトで謝っていた。
何キャラを目指してるのかいまいち自分でも掴めない。
一応謝ったのでもう良いと勝手に決め、平常心の自分に戻ろうと頑張った。

そして今日のMONKYのヒゲがドロボーじゃないとSAKUちゃんが言い出したのだが、MONKYが『そう?』と私に右眉上がりぎみに聞いてきた。
方眉を上げるのは卑怯である。
私は即座にまたシドり、『・・・あ、そうかも?・・・いやいや、やめとく・・・』などと意味不明の奥歯にモノが挟まったような返答をした。
だから〜、どんなキャラ目指してます?
MONKY、SAKUちゃんからもツッコミはなく、その話は終了した。
本気でダメな人にはいくらSキャラの2人にもツッコめないだろう。
いつもは逆の立場なのに〜
また少々落ち込む私は本当に面倒くさいオンナである。
バカは明るくてナンボなのに〜
チッ!

面倒なシドロキャラの私はライブが始まる事を機に本来の自分に戻ろうと心に決めていた。
早くライブ、始まってくれ〜
でも始まったら終わるのだ。
その話でまた泣きが再発してきたSAKUちゃんであった。
私も悲しい。
思い切って泣いてみようかしら〜???
シドロキャラの私はそんな安易な考えで超えていこうとしていたのだった。
SAKUちゃんの起床と共に珍しく起きた私である。
2時間程度の睡眠だ。
軽く喋りながらまた少々寝たが、全くの睡眠不足である。
まぁそんなのどうにでもなるだろう。
追っかけツアーは睡眠不足が当たり前だ。
負けませんで〜
めぐです。

いいホテルで品の良い朝食を頂き、何だか悪くないカンジだ。
そして私達は鹿児島に向かう。
が、途中で寄ったスタンドで『タイヤが・・・ペラペラ・・・』などとはなり歯切れの悪い事を言われる。
とにかくタイヤがマズイらしいが、いまいち何がどうなのかが分からないでかなりテンションが下がった。
『このままじゃパンクします・・・』だってよ。
そしてどうすれば良いなのど言われぬままスタンドを後にした。
あぁ、私達はこれからどうすりゃいいの?
これから高速運転の長距離運転である。
旅前に車を検査して貰ったのだが、その時は『ちょっとヤバイですね』程度であった。
このちょっとの間に何が起こったのか?
佐賀のスタンドの男子はどんな基準で???
私達は非常に震え、その震えに耐え切れなかった私は通り道のスズキでタイヤを交換する事にした。
タイヤ交換のお金よりも安心が欲しかった。
時間のロスだがSAKUちゃんも賛成してくれたので良かった。
こっちはお金うんぬんより気持ちを大切にする方に重点をおくのだ。
まぁ替えておけばこれからも安泰である。
地元で替えておけば良かったが、そんなの今更言ってもしょうがない。

タイヤ交換の間、申し訳ないが私は佐賀がダメージポイントだと気付く。
合わない地域ってあるし。
今の所名古屋と仙台が候補に挙がっているが、私はむしろ仙台なんて好きだし。
しかし行くと必ず苦行を強いられる。
地元の方には申し訳ないがそんなトコロである。
佐賀も前に来た時苦行を強いられた。(ぶっちゃけ尚に撒かれた)
また苦行を強いられたのかとも思ったが、これが良い判断であったのだと思う。
何でもプラスに考えるのが人生の幸せに繋がるのだ。
なのでまた佐賀に来てみようとも思った。

タイヤを替えてからの私はいつもより強気である。
ケッコーな速度で鹿児島へ向かう。
しかも今日の会場は鹿児島市ではなく、鹿児島の国分市というトコロだったのだ。
でも私は鹿児島にはいいイメージしかない。
尚にも良くしてもらった。
なのでむしろ楽しみでもあった。
が、やっぱり遠い。
どんどんスピードをあげて、やっと鹿児島に到着した。
あぁ〜疲れた。

そして間違い一つなく、国分市に到着した。
宇部より地元密着なカンジが悪くない。
が、私はナゼだがずっと不安であった。
車でこんな遠い地に来てしまい、そして今日帰らなくちゃならない。
大丈夫なのであろうか???
標識に『垂水港』などと出ているのを見て急に不安になった。
垂水なんて本当に九州の下の下である。
私は急に普段隠している弱気な部分が出てきて、誰かに『大丈夫』だと行って欲しくなった。
SAKUちゃんが運転手の私に気を遣って『大丈夫やろ!』と言ってくれてたが、SAKUちゃんもきっと分かっている。
当事者ではない人に一言『大丈夫』と言って貰えれば解決するのだ。
SAKUちゃんとの協議の結果、一番そんな事を言ってくれるのはANTONサンであろうという事になった。
こうなったら早くブラックボトムに会いたいというより、ANTONサンに会って『大丈夫』だと言って欲しい。
早く言って欲しいな・・・とか思いながら、昼間から焼肉で腹を満たす私達であった。
オチている時は焼肉に限りますぜー!!!
焼肉でかなりパワーを取り戻した私達だったが、今度は今日ブラックボトムツアーが終わる事に気を病んだ。
SAKUちゃんはすでに泣きっぱなしである。
驚く程国分の夕日がキレイで、いつもクールにする事にしているつもりの私も胸がわさわさしてしょうがなかった。
しっかりMONKYに夢中になりまくりでライブが終わった。
ひゃー!!!
とても楽しいライブだったのですの。
マイッタ、マイッタ。
めぐです。

ライブの興奮が冷めないまま私達はキヨミチャンチームと合流して開場店内で酒をあおった。
私とSAKUちゃんはもちろん『ウィスロック』で爽やかなものだ。
そしてキヨミチャンを除く(キヨミチャンは酒が弱い)その他メンバーと改めて皆でウィスロックで乾杯。
ウィス隊の私達はナゼが白目を剥く事に真剣に取り組んだ。
目の作りの問題なのか私は白目が全くできない。
写真でも目をつぶったりする事もないし、必死でいくら頑張っても白目が剥けないのだ。
皆で頑張って白目を剥いてみるがなかなか上手くいかない。
が、何でも頑張り屋のSAKUちゃんが地味にコツをつかみ、完璧に目を真っ白にする事ができ大絶賛。
しかも上向きに白目ではなく、下に黒目での白目もやってのけた。
SAKUちゃん曰く『邪念がなくなるとできる』らしい。
ちょっとでもIGGYの事が心に介入してくると途端に黒目がひっこり顔を出すようだ。
ほほう。
私が白目ができないのは邪念が消せないからなのか。
分かる話である。
よく集合写真などで白目を剥いている人は無の境地にいるのだ。
ナゼわざわざ写真の時なのか分からないのだが、多分その人は『無』だったのであろう。
誰も『わざわざ白目を剥く必要はない』と言い出さなかった事に裏笑いの私だった。

そんなバカバカしい事に力を入れていると、MONKYがウロウロしているのを見つけた。
即座にテーブルに呼ぶ。
自分達のテンションが高いのをいい事に、早く打ち上げに向かいたいMONKYをかなり強引に引き止める。
SAKUちゃんが昨日IGGYに撒かれた話を憤ってしていた。
そして何やら来年のNon Chordsの(尚のユニットバンド)ブルーノートツアーの日の話になり、私が『尚の日やん!』とSAKUちゃんに突っ込まれていると、ナゼかMONKYの口から『尚』という言葉が出てきた。(意味が分かりにくくてすまん!)
は?何、何?
『オレ、前に代官山で尚見たで!』などと言っている。
ひえ〜!!!
MONKYが尚の事喋ってるよ!!!
何て呼んでいいのか分からなかったのか『尚』と呼び捨てにしているのがたまらん!
カワイイの〜
ナゼ私が尚ファンだという事をMONKYが知っていたのかがかなり気になったが、そんな事をいちいち聞くのも野暮である。
私はいつもに増してオバサンになり『何で尚って分かったん?尚は何しよった?』などと必死に質問ばかりを宇部弁で投げかけていた。
MONKYは『連れが知っとった』とか、『イヌの散歩しとった』などといちいち答えてくれた。
マジ〜???
面識がないので絡まなかったなどと言っていたMONKYだが、思い切って『オレもSAXを仕事にしてるんですけど〜オレのファンが尚之サンのファンなんですよ〜』などと言って欲しかったものだ。
今度会ったらそう言うように提案してみようかしら???
いくら優しいMONKYでもその提案を呑んでくれるとは思えないけど・・・
あぁ、それにしてもMONKYの口から尚の名前が出るとは。
好きなオトコに別の好きなオトコの事を責められた感がして(MONKYは全く責めてないしこれからも責める事は一生ないだろう)かなりキュンとなった。
妄想キュンである。
あぁ〜たまらん。

そしていつまでもうっとりしていた私だがMONKYは本当に出ていきたそうであった。
いつまでも粘着っていたのでシビレを切らせたのだろう。
最終的にガンっと出て行ってしまった。
あぁ、やっちゃった。
SAKUちゃんはいつもの粘着を出しただけだと言っていたが、私はそんなに粘着った事はなかったので正直ガーンっとなってしまった。
ケッコー本当は小心者なのだ。
『明日謝らないと・・・あぁ・・・え〜と・・・』みたいな心境である。
MONKYファンのキヨミチャンは目を白黒していた。
もう一歩頑張れば白目は可能だったであろう。
さすがにこんな場面で白目提案をするのもなんだからせっかくのキヨミチャンの白目タイミングも知らせずにお開きとなった。
スマンかった、MONKY。
これを読んでいる人に勘違いされては困るが、MONKYはファンには100%優しい男子である。
こんなに優しいスターはトオルとMONKY位だと思う。(尚なんて怖すぎる程だ)
SAKUちゃんとMONKYは気心知れてる間柄なのでそんなんもアリなのだ。
なので誤解のないように。
私達(めぐ&SAKU)が粘着しすぎました・・・

最後にウィスロックを一気したSAKUちゃんが外に出るなり急激に酔っ払っていたのが、私の少々ブルーな気持ちを消してくれた。
面白いんですけどー???
外でキヨミチャンチームの方々に抱きつかれ(キヨミチャンがM体質を吹っ切るようにハニカミながらやり始めた)『おぅおぅ!』みたいなカンジでやっとSキャラめぐに戻った。
アリガト、アリガト。
皆さんと爽やかにお別れした後、私は酔っ払ったSAKUちゃんと歌いながらホテルに戻った。
歌う曲は『渡良瀬橋』・・・
今回のツアー中ずっと歌っていた。
♪何度も悩んだわ〜でも私ここを離れて暮らす事できない〜である。
そうなのだ、『できない〜』のだ。
そしてホテルに入るや否やSAKUちゃんは独自のオモシロ行動に出て、私を3分は笑わせた。
そしてベッドに横になり『なんなん!IGGY・・・』と言い、その続きを待っているとご就寝のようである。
なんでやねん!!!
せめて最後まで喋って寝て欲しかった。
その後お風呂に入り、そして一人で地味に晩酌をした。
SAKUちゃんの持ってきていた本も全部読みきった。
が、眠れない。
いつまでも寝付けないまま朝になろうとしていた。
何で今、寝れないんだよー!!!
明日はとうとう最終日の鹿児島なのだ。
アホか!
自分を罵倒しながらかなり薄い睡眠に就いた私だった。
いや〜ん。
このライブが終わったら残りはただ1回じゃないの〜
ライブが始まる前からかなり切羽詰ってしまった。
切ないやんけー!!!
めぐです。

久しぶりに会ったキヨミチャンに早速MONKYに粘着った話をする。
それで大爆笑を頂けたのでちょっとビックリ。
キヨミチャンはめぐファンがすぎているので何でも笑ってくれるのでかなり重宝する。
しかしそんなに私を甘やかしても私がダメになるだけだ。
たまにはSキャラで私と勝負して欲しいものである。
いつも私の事を羨ましがっているので言っておくが、キヨミチャンは美人なのでその時点でかなり私より勝っている。
私も頑張ってビジュアル勝負ができる位になろうかしらん?
何をどう頑張れば良いのかさっぱり検討がつかないのが切ない。
髪でも巻いてみりゃいいのか?(キヨミチャンはツヤツヤストレートだが)
美女への道のりは険しい。
爆笑される道なんていつもよく目を開いていたら自然とできるようになるものだ。
なのでガンバレ!
何を語ってるのか意味不明で少々マイってきた。

今日の私は1杯だけビールを飲み、そしてブーム真っ盛りのウィスロックに手を出してみた。
頼む時にバーボンとスコッチのどちらか聞かれたがもちろんスコッチの方である。
バーボンなんて飲んだら即死である。
そんなワイルドはいりませんし。
昨日のグラスウィスとは違い、紙コップウィスだったのがちょっと切ない。
こっちは全部飲むまで時間がかかるのだ。
少々口をつけた時点で急にブラックボトムシフトが組まれる事になった。

というのもただテーブルをよけて、スタンディングにするだけである。
それを仕切っていたのが、ちょこちょこ酒買いやトイレ待ちで仲良くなった男子であった。
その男子が『そうしたらもっと楽しいよねぇ〜』と言ってきたので同感。
そして私とSAKUちゃんはシラっと最前列に飛び込んだ。
いやいや、あの座ったまま2列目で見るかと思っていてホントは軽く半ヤケだった。
『端でも最前』という自分のポリシーが疼いていたのだった。
やっぱり最前列が良い。
そして最前列で待っているとブラックボトムがマーチングでやってきた。
ギャオー!!!

何だか佐賀の皆さんはかなりノリが良い。
ブラックボトムがステージに上がった段階で蒸し風呂である。
今日の私はポンチョなどを着て『冬のオンナ』を気取っていたのだが冬などと悠長な事は言ってられない暑さだった。
早い時点で私はポンチョを脱ぎ、そのついでに暑さに便乗して思い切ってカットソーまで脱いでブラジャーイッチョにでもなってやろうかとさえも思った。
間違った思い切りなので留まってくれた私の理性に感謝した。
31歳女性がニタニタしてランパブ勤務みたいな事になっても誰も得はしない。

今日もMONKYの口笛にうっとりしてSAKUちゃんとニタニタしていた。
頬っぺたがペコペコするのがカワイイ。
顔の肉が薄いんだろうな。
何だかステキ。
そうやってうっとりして見ていたのだが、当のカワイイMONKYに口笛を吹きながらしっかり睨まれた。
申し訳ないが、いくら睨んでもカワイイだけなのでこっちは何の痛手にもならない。
ニタついてはいるが結局はガン見である。
こっちの勝ちですな。

今日は何だかMONKYライブだった私だった。
ヒゲを剃ってないMONKYが(ヒゲが薄い事もあり遠目で見ないと分からない程度)軽くドロボー風だったのがたまらない。
カワイイドロボーじゃないか!
昨日の熊本でその事を告げると『だって乾燥するやん〜あんなん塗らなアカンのやろ?』とシェイビングフォームを塗る真似をしていたのが、それがこのツアー最大に可愛かったのがたまらなかった。
MONKYは何しても本当にカワイイな。
私と現時点で同じ31歳とは思えない。
私もヒゲでもたくわえてカワイイキャラに成りすまそうかしら???
カワイイドロボーはいつもに増してはしゃいでおり、何度も私の乙女心をキュンとさせるのであった。
撒かれナイトにまだまだご立腹なSAKUちゃんとビックリ屋めぐは熊本から佐賀へ移動。
避けたかったが、まぁお約束でひとまずはなわになってみた。
S・A・G・A〜佐賀♪
ネタ古しである。
めぐです。

よく道が分からなかったがそんなに大変な距離でもないので下道で移動。
高速代がどうこうという話ではなく、これから長距離を高速運転する身としては今日位はのんびり行きたかったのだ。
何度も途中で『久留米』の標識が見える。
佐賀に着いても『久留米』などと言ってくるので思い切って久留米に行ってやろうかとも思った。
ブラックボトムツアーなのだがやはり心にはいつもチェッカーズの私達なのだ。

のろのろ運転にも関わらずケッコーすぐ佐賀に到着した。
今日のホテルは何と『ホテルニューオータニ』である。
いつもホテルはチープなビジネスを使う私達だが(泊まるトコよりも食費や飲み代に力を入れるのが最適だと思う)私の会社の福利厚生によってフツーのビジネスより安く泊まれた。
この福利厚生システムを早く使っておくべきだった。
これからいろいろと活用させて頂こう。
大会社と契約してて良かったわ。
なにしろかなりの金額を毎月支払ってますよってに。
ホテルで軽く化粧をし、私達は佐賀の町に繰り出した。

そうだ・・・分かってた。
昔、尚で佐賀に来た時に驚いた。
佐賀市は県庁所在地なのに何もない。
まるで山口県の山口市なのである。
喫茶店しかないカンジで昼食にかなり苦労した。
その事をSAKUちゃんに告げ、私達は佐賀の商店街をさ迷った。
が、何もない〜ららら〜♪
私の中でないキャラになってしまう程であった。
しょうがないのでやっと見つけた店で激しく揚げ物を食べた。
いやいや、かなり満足。
結局そんなもんである。
私達はいくら困っても結果さえ良ければ全部OKになるのだ。
いつまでも困った事を嘆いていてもしょうがない。
何事も楽しくするのは自分達の気持ち次第なのである。
でもいつまでもさ迷うのも何だから、また高級ホテルに戻りゴロゴロしたのだった。

ケッコーいい時間になったので今日の会場の『RAG・G』に向かう。
行ってみると先客あり。
珍しく一番入場じゃないのが悲しいがしょうがない。
たまには2列目位に甘んじましょうかしらん?
と、開場になり入ってみるとテーブル込みで2列目。
まぁいいけど、まぁいいけど。
そして2つ程バンドがやる。
どうでも良い話なのだが、いくら田舎でも街が栄えてなくても、どこにも音楽好きが居て、そして地元意識高く頑張っている。
宇部もそうだし、佐賀もそうだと思う。
何だかそんな気持ちを交えながら2つのバンドを見ていた。
っていうか、このライブハウスのマイクのとおりの良さはなかなかだと思った。
素人ながら軽く感動を覚えた。

トイレに行く途中にMONKYがいたので粘着ぎみに絡む。
新規ファンを気取って『昨日熊本でファンになったので今日も来ちゃいました☆』と爽やかに粘着る。
昨日からそんなキャラを決め込んでいたので『何でそんなキャラやねん!』とやっとツッコんで貰ったので安堵した。
私もこのキャラをいつまでも引っ張りたくなかったので良かった。
やっとオチた。
そしてまた忘れた頃にやるか、それか更にテンドンテンドンで行くかかなり悩んだ。
っていうか、私は芸人か???
MONKYファンならば爽やかに粘着ればMONKYも優しいので心地イイ気分になるだろう。
でも私はこんなどうでも良い事に頭を悩ませてしまう。
イイ気分になるような事を言われてもどうする事もできない。
心地よさよりも自分のオチ加減の方がちょっと嬉しい。
我ながらバカだと呆れるが、しっとりした女性ファンにはなれない私の必死の策だったりする。
やっぱバカだな、マジでマジ。
だってさして面白い絡みじゃないもの〜
そして女性キャラではなくオモシロキャラ(しかも今の時点ではたいして面白くない)で粘着ろうとする私は正真正銘のバカである。
間違ったオモロキャラの私は気を取り直してトイレに向かった。
トイレは行っとけよ〜!!!
あぁ、ビックリした。
とにかく私はビックリさせられまくりだったのでしつこく最後までビクビクしていた。
まるで小動物。
めぐです。

ビクビクライブが終わったが、とても楽しかった。
Shu-bdの方々とクリスマスソングなどをやっていたのも楽しい。
私はクリスマスに関しては昔から全く興味がない体質なので(大晦日には倍以上気を使う)今日のクリスマスソングで私の今年のクリスマスは終わった。
探り探りのMONKYも気になったが、TAMOTSUクンの楽譜を手に持ちながらのチューバにはかなりウケた。
折っている楽譜を裏返すのに苦労していたのもツボである。
心の中で『ガンバレ〜!』と声援を送っていたが、本人は何でもない表情である。
これがまたウケる。
無表情程オモシロイ。
さっきまでビクビクしていたクセに生意気なヤツ(私)である。
あぁ、楽しかった。
今日が終わってもまた明日も明後日もある。
こんなに幸せで良いのだろうか?
改めて考えるとケッコー深刻な問題になりつつあるので今日は知らん顔を決め込む事にした。

ライブが終わり、私も思いきってウィスに手を出した。
軽く『ウィスチーム』を決め込み、スナックの味にかなりウケた。
久々に飲むウィスキーは青春の味がする。
飲んでるとケッコーやみつきになるので気を付けないと〜
私はナゼか昔からウィスやブランデーにはやたら強い。
ビールだとすぐ酔うが、ウィスだったらケッコー長い間大丈夫である。
酒飲み自慢はカッコ悪いがボトル1本は飲めると思う。(多分酔っ払いではあるが)
でもロックは効きますね〜
テンションが上がった私達ウィス隊はまたトオルや裕二のモノマネでウケていた。
これだけでケッコー楽しかったので忙しそうなMONKYにはガッツかない事にした。
私があまりガッツいても負担であろう。

YASSYに『(宇部のライブハウスの)サザンクロスってもう潰れた?』などとナゼか嬉し気に聞かれた事がツボに入り、かなりウケた。
SAKUちゃんが『潰れてないですよ〜移転です』などと言っても何だか半笑いなYASSYであった。
そんなに宇部がイヤなのですかね?
MONKYに聞くと『TAMOTSUがイヤらしいで』と言うし、TAMOTSUクンに聞くと『MONKYサンがイヤみたいですよ』などと言うし、本当に誰かがイヤなのかとかなり深刻になった。
が、まだYASSYが半笑いでニヤニヤして訂正していたのでよかろう。

そして帰る頃にMONKYに私の着ている革のジャケットを『いいじゃん!』とオシャレツッコミをしてきて驚いた。
そのジャケットはSAKUちゃんが誕生日にくれたものです。
敢えてたいした返事はしなかったが『おっ!』と思った。
小さな角度からオンナのツボを突いてきますねぇ〜
最終的にSAKUちゃん曰く『久しぶりにIGGYに撒かれた』という結末で今日は終了でした。
私は撒かれても楽しかったけど、SAKUちゃんは???
そんなに簡単な問題じゃなかったようですねー。
明日は撒かれないナイトの方向でお願いします。
このツアーのファーストコンタクトは一体ダレでしょうかね?
自分の中だけでケッコーそれが楽しみだった。
正解はKOOクンでした〜
会場確認の段階でいきなり会ってしまった。
かなりの男前で固まってしまった。
めぐです。

そしてリハ出待ちで最初に会ったのはANTONサン。
これまた男前でたまらなかった。
北海道から車移動の為静岡までフェリーでやってきたブラックボトム。
そのフェリーが大荒れで皆さん船酔いで死に掛けたらしい。
まだ体調が悪いというANTONサンは『熱があるんかな?』とSAKUちゃんに言っていた。
そこでSAKUちゃんはANTONサンの額に手をやり『熱はないですよ』などと言っていた。
ひえ〜
私にはそんなに自然に絶対できない。
まぁ私にはそんな経緯になるような事は言わないだろうが、そんな些細な事に驚く。
いろんな意味でさすがSAKUちゃんである。

その後IGGYもやってきた。
軽くチラっとこっちを見るカンジがいつものIGGYらしくてちょっとウケた。
そしてMONKYもやってきたがシラっとしている。
おぉ、そのカンジもなかなか悪くない。
ええですよ、ええですよ。
こっちはなかなかの粘着質なのだ。
自ら粘着って絡んでやるのさ。
なので知らん顔も全くアリなのですよ。
MONKYには悪いが粘着度が更に上がりますよってに。

メンバーが去っていき、そしてグダグダ言いながら待っているとやっと開場である。
おいしそうな料理がたくさんあるが、私の腹は強情でなかなかその気になってくれないので慌てた。
が、ひとまずビールを飲み即座に御満悦である。
SAKUちゃんは思い切ってウィスキーのロックなどを飲んでいた。
まるでスナックである。
面白かったので『ウィス、ロックプリーズ!』などと連呼していた。
私も参加しようかしら?
そうこうしていると最初のバンドのshu-bdが始まった。
何だかかなりファンの粘着度が高いけど、どの方目当てなのだろうか?(ロン毛のギターの方であった)
そんな事ばかり考えて見ていたのですぐに終わってしまった。
邪念こそが我が人生である。
何事にも集中力に欠けるのが私の痛い部分なのだ。

そしてすぐにブラックボトムのライブが始まる。
かなり私には珍しい位集中して楽しんでいたのだが、最前列のMONKY前が私だった。
MONKYはカワイイが、私はライブ全体をちゃんと見たいと思っている。
なのでその時に脚光を浴びている人優先で見る。
ちょうどIGGYが脚光中だったので僅かな集中力を使い、『上手いなぁ〜』などと思い見ていた。
そうしていると急にMONKYがタンバリンを投げてきた。
ギャオ!!!
殺す気かー!!!
ただ私の目の前にあるサックススタンドにタンバリンを投げてかけただけだが、私は突然の出来事にかなりテンパるタイプである。
極度の事であればライブ自体を台無しにする事もできる程のパワーがある。
昔学生の頃にわざわざカウントダウンしていたチャイムに驚き、机をひっくり返したり大変であった。
気を付けていてもそんな感じである。
申し訳ないが椅子からひっくり返る位驚いた。
はっきり『ワッッッ!!!』と口に出した。
そして慌ててSAKUちゃんに『ビックリした・・・』と真顔でつげ、MONKYにも『ビックリした・・・』と呟いた。
MONKYもビックリしていた。
知らなかったと思うが、私はかなりのビックリ体質なのである。

そしてライブの終盤にステージから降りてきたYASSYから手をとられた。
何の意味ですか???
一緒に踊ったりすれば良いの???
手を持たれているのでジルバ的な踊りで正解なのか???
私は瞬時にこういう時の頼みの綱のSAKUちゃんに答えを求めた。
またテンパってきた私を促すようにSAKUちゃんがシラっと立ち上がってくれた。
おお、立ち上がる事ですね。
間違って踊りださなくて良かった・・・
いつまでも手を繋いだままでスマン、YASSY・・・
でもチョイスミスですよ。
私はかなりNG体質なので気を付けて貰わないとせっかくの楽しいライブも台無しになってしまう。
あぁ、とにかく驚く事満載のライブだった。
これ以上私をビックリさせないで〜
しゃっくりしてたらすぐに止んだだろう。
今日はめぐチームのまにあさんの誕生日だ。
オメデトー!!!
これからも私に大人部分を伝授でしてクダサイ〜
めぐです。

そして今日からブラックボトムの九州ツアーだ。
10時に電話でSAKUちゃんから起こして貰ったのだが、睡眠バカの私はまたグゥスカ寝てしまった。
再度電話で起こされ、寝ていた事がバレて失笑された。
そしてまたウトウト・・・
今度はメールで起こされ、起きるまでに30分かかった。
バカじゃないの?
毎度の事ながら呆れますねぃ〜

やっと起きて支度を始め、歯磨きをしている最中にSAKUちゃんが家にやってきた。
ちょっと待って貰い、やっと出発。
お互い意味もなくニタニタしていた。
かなり楽しみだったツアーだが、なにしろ九州内を車で行ったり来たりするのがちょっと気が重い。
などと言いながら1週間前にはハイウェイカードを購入していた用意周到な私だった。
なんだかんだでワクワクしまくりだったのだ。

今日はひとまず熊本まで行けば良い。
私も軽快にスピードをあげ、チェッカーズを大熱唱しながら向かう。
車内ではチェッカーズの話でもちきりで(今まで100回位同じ事を言っている)トオルや裕二のモノマネをしているともう熊本である。
思ったより近いじゃないの〜
SAKUちゃんが地図でいろいろ勉強していた為、市内に入っても少々の迷いでホテルに到着できた。
ホテルで化粧などを施し、戦闘準備は完璧である。
あ、腹が減ってますね〜
腹を満たしたりましょうか。
という事で熊本のアーケード街をさ迷う。
尚のツアーで何度も来た事のある熊本だが、私は熊本のアーケード街がかなり好きだ。
松山や神戸のアーケード街もなかなかだが、やっぱり熊本のアーケード街が一番だと思う。
いつもツアーでゆっくり買い物できないのが残念である。

後ろ髪をひかれつつも、腹を満たした私達は早速今日の会場の『べいあのプラス』へ向かった。
ここはテーブル席で料理もとてもいい感じだとSAKUちゃんに聞いていたので楽しみだったのだ。
満腹の腹に消化を促しながらリハ終わりのメンバーを待った。
明日からブラックボトムツアーだ。
この数日分の勉強もし、思い残す事はない立派な社会人である。
最後のプー期間を情熱的に過ごしてやるぜ。
めぐです。

情熱的なのは立派だが準備もままならなくて大変である。
色気づいてマニキュアまで塗ってしまった為非常に時間のロスであった。
絶対忘れ物してるな〜と思うけど今の時点で大荷物なのでこれでよかろう。
私は疲れてるのだ。
というのも今日、博多で研修だったのだ。

今回の研修は前回の勉強とは違い、自分を雇う会社主催のモノであった。
会社の説明を4時間ばかり聞き、そして業務の簡単な説明である。
会議室に8時間ばかり拘束され、かなり疲れた。
来られた方々は九州の店の人ばかりだったが(同時期にオープンするらしい・・・実は私の店も来週に開店である)私を含め若い子は2人だけであった。
怖いぞ、保険業務。
しかも素人も経験者も、そのオバサン達は飲み込みが悪くてかなり驚いた。
私と一緒に働く女性は全然いい方である。
好きなタイプとは言いきれないが、仕事としては付き合っていけそうである。
ちょっと安堵した。

そして会社の教育専門のオトコにじっくり研修される。
私より4つ年上らしい彼だが、イケてなさは80%超えである。
独身だというのも頷ける。
もしかして私も『独身だというのも頷ける』などと世間で言われてないだろうか?
もし言われていたとしても、彼とは全く逆の意味であって欲しい事を祈る。
その彼だが慣れた関西訛り口調で笑いなどをふんだんに取り入れるタイプらしい。
オバサン達はひゃーひゃーいって笑ってたのが羨ましい。

変な因果か、私と一緒に働く女性と私は苗字が一緒である。
漢字まで一緒。
なのでこの研修では私は『めぐちゃん』などと下の名前で呼ばれていた。
軽くおどけながら呼ぶ彼にひきつりまくりである。
気持ち悪い〜
どうやら私は今日はそんなキャラ扱いのようだ。
バカ面で子供みたいに見えるかも知れないがこっちはケッコーな歳だし、申し訳ないが見た目よりかなりブラックである。
しかもハードSだ。
イジられるよりもイジるタイプだし。
とにかくキャラ違いの現状に半笑いのままであった。

そして書類を確認しろというので軽く読んだ。
一応時間をかけて読んだつもりだがはるかにオバサン達より顔を上げるのが早かったようだ。
そこで彼と目が合った。
運命的な出会いではない事は何が何でも分かる。
そこでいきなり彼は『めぐちゃーん!』などと明るく私の名を呼びウィンクをしてきた。
おえ〜っ!
全然受け付けませんですのでー!!!
私が波田陽区であれば『残念!』を越してすぐに『切腹!』である。
茶目っ気たっぷりな感じがまた気持ち悪い。
何が目的なのか分からないが、私もいつまでもそいつの茶目っ気に付き合う義務はない。
なので申し訳ないがさっぱり無視させてもらった。
あぁ、かなりこれからが気が重い・・・

という訳で私はかなり疲れたのだ。
『めぐちゃーん!』じゃないし。
このよく分からない研修もこれだけのようだし、まぁ良いか。
これからが大変だな・・・と念頭に入れつつも、明日からはブラックボトムだ。
違う意味で必死である。
間違って今日の彼のように『茶目っ気たっぷりキャラ』にならない事を願う。
元気に行ってきまーす!!!

そんなに人嫌い?

2004年12月6日
今日もドリルっちゃいました。
しかもジムっちゃったりもしました。
優等生、優等生。
めぐです。

そういえば先日今後一緒に働く事になる女性(オバサン)といろいろ話していた時にこう言われた。
『どうしてそんなに人嫌いなの?』
あまりにも率直かつ言いがかり的な事を言われたので固まってしまった。
人嫌いって私の事???
っていうか、まだ本心を隠し探り探り話しているだけなのにナゼそんな事を〜?
あまりにも驚いたので『何でそんな事言うんですかー?』とこちらも率直に聞いてみた。
その返事は『そんな感じがしたから・・・』などという簡単なものであった。
いやいや、何でそんな感じがしたのか?どの辺りでか?という詳しい部分が聞きたかったのに。
今でも訳が分からない。

いろいろ考えたが、私自身としては人嫌いな面が言われる程ないと思う。
むしろ自分の友人や、自分が興味がある人の事はその本人よりも好きだと思う。
軽く片思い気分。
ただ自分が極端に嫌いな人以外で、自分の事を何とも思ってない人にはこちらも申し訳ないが全く興味がない。
お互い様で良いではないか。
でも皆そうだと思うけど。

それよりも初対面でそんな事を言われた事がショックでならない。
それなりに接してたつもりだったのに〜
人見知りを隠す事も最近疲れたのでいつものローテンションを保っていたのが原因なのかも知れない。
それならば申し訳ない。
探り探り喋っていた事が『人嫌い』となんとなくでも思われるのは私の落ち度であろう。
なので明日の研修では(博多で行われるのだ)いつもの自分っぽくちょっとは接してみようと思う。
まぁ嫌われてはないようなので良かった。

話は全然変わるが、今日のHEY×3で松ちゃんは『(自分と同じ)B型の女性は合う』と言っていた。
日記にかなりニヤーだったので嬉しかった。
しかも大好きな松ちゃんだし。
良かった、B型で。
という事で明日も頑張るぞ。
っていうかまた早起きだし。
でも今日は寝てやるぜ!

天才気質のB型。

2004年12月5日
今日もちゃんと勉強しましたよ〜
酒が飲みたくてしょうがないが我慢してドリルを続ける私。
なかなか別キャラで楽しいですな。
めぐです。

最近よくジムのサウナ内でも話題に出てくる血液型話である。
何だかそんな番組が多いのでたまに見ている。
よく『血液型なんて4種類しかないし〜』などという声を聞くが、私は昔から血液型で人を分けていた。
4種類しかない血液型だがそれによってケッコー性格が分かれると思う。
それだけじゃなく、それからその人の育ってきた環境で変化するものだと思う。
それがその人の感性に関係すると思っている。
言っておくが私は星座は全く気にしない。
星占いなんてさっぱり見ない。
だって同じ誕生日のへたれと共通点なんてさほどない。(血液型も違う)
同じなのは感性だ。
育った環境は違うが何か共通する部分があり、そこで交わったのだと思う。
なので私は血液型ブームの先陣だと思っている。

私はB型なのだが、B型の言われようは大変である。
『マイペース』『自分勝手』『ルーズ』『気分屋』など、とにかく付き合いにくい血液型No,1らしい。
結局は『マイペース』というのが主流だが、確かに私はマイペースである。
人にペースを狂わされたり、干渉されたりするのが何よりも嫌いである。
血液型には全く関係ないかもしれないが『ダメ出し』もかなりイヤだ。
ほっといてくれと思う。
しかし『自分勝手』で『気分屋』なので自分が寂しい時はムリヤリ人に付き合わす。
しかも時間に『ルーズ』である。
時間だけはどうも守れない気質なのだ。

が、私のB型の友人はかなり時間に厳しい。(SAKUちゃんやharuchan)
なのでこれは私の体質なのだと思われる。
しかし私を含めB型の友人達は皆『ルーズ』ではない。
ケッコー細かいし、いろいろ考えて行動しているつもりである。
気を使う事に関しては間違いない。
何でこんな言われようをするのかよく分からない。
実は誰よりも繊細だったりするし、感受性も確かだと思う。
共通しているのが『情にアツイ』事だ。
皆かなりアツイ。
なのでこの良い部分を世間に気付いて欲しいものだ。

でも私は自分が悲しい時に見たい顔が『SAKUちゃん』と『haruchan』だったりする。
悲しい事を伝えると自分の事以上に気にされるのでただ顔が見たい。
この2人がB型だからか、親友だからか分からないがきっと両者なのだろう。
血液型でそこまで詳しい部分までの気持ちが左右するか分からないが、私達は自分がB型という事を誇りに思っている。
また生まれ変わってもB型がいい。
しかもB型は天才が多いらしい。
私は今まで天才気質が伺われないのだが、いつか花開くのであろうか?
そう考えるとちょっと楽しい。
開花されなく埋もれる事にならぬよう、いろんな事をやっていきたいと思う。

10歳下が限界。

2004年12月4日
ひとまず今日から1時間ばかり勉強(ドリル)をする事にした。
計画表まで書いたりしてなかなか受験生っぽい。
ノリが大事ですからねぇ〜
3日坊主(我ながら古い描写)にならないように頑張るぞ!
めぐです。

私のプーライフも残りわずかになってきた。
来週は3日間ブラックボトムで忙しいし、その前日などには博多で研修があったり必要以上に忙しい。
なので確実にジムに行ける日が少なくなってきた。
仕事を始めれば遅番だと行けないので今が大切なのである。
まだ日も明るい時間帯から行ったりする程の頑張りなのだ。

最近張り切って傾斜7度・速度6キロで歩く。
かなりキツイがこれを1時間程行う。
皆さん、緩い坂道を早歩きで1時間歩くと考えてみなさい〜!
ケッコー厳しいのだ。
終わった頃には汗だくである。
ひとまず500キロカロリー消費する事を目安にいつまでも歩いている。
別に激痩せ希望という訳ではないので、帰ってご飯などを食べてしっかりチャラなのだが。
誰にも頼まれてもないのに何でこんなに必死なのか笑けてくるが、今の私が頑張る事といったら体を鍛える事なのだ。
しなくちゃいけない勉強は仕事の部類なので別問題である。
趣味と仕事は全く割り切りたい大人になるつもりの私なのだ。

しかも最近ジムにカワイイ男子が入ってきた。(トレーナーである)
バイトのようで全然頼りにはならないが顔がカッシー系で(柏原崇である)肌がツルっとしていてかなりカワイイ。
若い子は毛穴が見えませんなぁ〜
遠巻きに『カワイイ子がいるな』などと見ていたのだが、そんな気持ちの悪い目線に気付いたのかやけにカレが絡んでくるようになった。
私の事をさっぱりした女性とでも思っているようだが、こっちはねっとりしたオバサンである。(失敬な!)
さすがに一回りも違うような年の子にイヤらしいキャラにもならずフツーに話している。
認めたくはないがやっぱり10歳下までが限界みたいだ。
ケッコーいくつの子にもイヤらしく接する事ができると思っていたのだが(しなくてよい)なんだかんだで歳はとっているのだねぇ。

とか言いながら前から大注目のイヌ顔のカワイイトレーナーにはイヤらしい性質をフルに出している。
しかもイヤらしいのは陰だけで実際は一言も話したりしていない。
かなり乙女だ。
だってカレはちょうど10歳下なんだも〜ん。
過剰にキモキャラになってしまったのでたいした締めもせず今日はこの辺で。
あ〜気持ち悪いわ。
こうやって本格的なオバサンになっていくのが目に見えて分かる。
ひえ〜。

寝不足研修?

2004年12月3日
昨晩はひとまず昼寝をして徹夜状態から開放された私は、控えてしまっていた飲酒をいつものように行った。
酒を少量にした事が眠れない原因なら飲めばいいってな話である。
そんな簡単な事ならいくらでもやってやるぜ!
寝る気充分な私である。
めぐです。

とか言いながら1時間程は寝付けなかったが、3時間程寝たのでよかろう。
今日は電車で行ってみた。
来週過酷な運転業務が控えている私は(ブラックボトムツアーである)当日『長距離運転、ちょっと楽しみ〜』みたいなテンションにしておきたかった。
昨日寝てなかったのにも関わらず『運転、楽しみ〜』などと思ってしまった事を教訓にしてみた。
長距離に慣れてしまう事は御法度だったのだ。(2日連続になるし)
電車で同じ会社で働く予定の女性(オバサン)と会い、話しながら向かった。
悪い人ではないようだし、かなり私の事を気に入ってくれてるようだ。
でも、やっぱり同じ会社で働き一緒に何やらするには厳しいかも。
根本的な種類が違う事がしょうがない事実である。
まぁ良いか。
そんな事はまた働き出してから考えよう。

そして本日の研修である。
昨日より眠かったのがちょっとウケる。
どっちにしろ寝不足ですから〜
結局訳が分からないまま研修は終わった。
どうやらこの研修で学んだ事が試験に出るようだ。
何も学んでいない私はこれからどうすれば良いのですかね???
ひたすら勉強する事しか先はないようだ。
さすがにいきなり『試験に落ちました』ではどう考えてもこれからの仕事に関わる。
どんな会社であれ、ひとまず1年は続ける事が目標なのだ。

という事で明日から勉強に励む生活になりますよってに。
飲む前に1時間ばかしやりゃいいだろう。
久々の勉強にかなりテンションが下がるが、しょうがないのでやっちゃう方向で。
といっても本気で意味分かりませんねー。
笑うしかない。

寝不足研修?

2004年12月2日
結局私はノースリープである。
眠い目をこすり・・・などという悠長な段階ではない。
ひとまず無表情のまま車で出掛けた。
くそー!!!
めぐです。

運転をしている時は別に眠いというカンジではない。
ただダルイのだ。
なので気分を盛り上げながら渋滞時にも負けずに大熱唱しながらやっとの事会場にたどり着いた。
行ってみると私を含め6人での研修のようだ。
聞いてみるといろんな会社や個人事業を開くためにやってきた方々のようだ。
半分はオジサンとオバサンで、半分は私を含め若者チームのようで、人見知り全開の私はシラっとしていた。

そして研修が始まった時点で私は睡魔との戦いとなる。
何も聞いちゃいない。
聞いたトコロでさっぱり意味が分からないのでタチが悪い。
早く時間が過ぎる事を待つ、ただそれだけだ。
そうしていると講師の女性が『○○さん(オバサン)と○○さん(私)は同じ会社ですねー!』と言ってきた。
え、マジー???
どうみてもオバサンの彼女は笑顔で『そうなの〜?』と喜んできた。
いやいや、いやいや・・・
かなりヤリ手の保険のオバサン風である。
間違いなく友達にはなれそうもない。
そんな事実を知りながらもたいしたテンションアップは伺われず、また私は眠気と戦っていた。

そして昼食である。
研修が行われている会社のオゴリでその会社が指示した和食屋に行った。
これを食べたトコロでその後4時間はまた机に向かう刑である。
いつまでもテンションが上がらない悪い私であった。
その和食屋でお刺身定食などを食べる。
が、私と同じ会社じゃない方のババアのにぎり定食に小さいゴキブリが入っていたらしい。
それで大騒ぎ。
黙って替えて貰えばいいじゃん。
なのに新しい握り寿司がきてもそのババアは(40代そこそこだと思われるが豹柄着用の身の程知らずであった)ずっと首を振ってため息をついていた。
大袈裟なヤツだ。
新しいモノが来たんだからいいじゃん、マジで。
そして首を振りながら外へ出て行った。
研修をしている女性もちょっとイヤな顔をしていた。
どんなに潔癖か知らないが、大人ならば空気や連れてきた人の気持ちを考えろ。
こんなバカと働くんじゃなくて良かったと本当に思った。
もう一人のオヤジはお吸い物をズルズル吸い、そしてくちゃくちゃいいながら寿司をほおばっていた。
全く受け付けません。
かなりストレスの溜まる食事で私はすぐにでも帰りたかった。

同じ会社で働くオバサンがやけに絡んできたのでひとまず返答はした。
あんまりテンションが低いのも悪いと思ったので少々上げてみた。
本当に保険屋のオバサンにありがちなタイプだ。
人懐っこいけど怒る時は怒りますキャラみたいだ。
あぁ、ケッコーやっかい。
そんな事を考えていたら、やっと研修が終わった。
ホントに疲れた〜
私の中には疲労しか残らなかった。
明日はなんとなく勉強します。
気が重い・・・

眠れぬ夜と勉強。

2004年12月1日
かなり深刻である。
この私の苦手な分野がいきなり明日2つも行われる。
っていうかちゃんと行う事ができるのか心配である。
あ〜あ・・・
めぐです。

というのも明日と明後日は合併された新都市(といっても山口県内の話だが)でこれからの仕事の研修がある。
朝早くから夕方まである。
私の最も苦手な事・・・『早起き』である。
それに『未知の分野の学習』までついてくる。
必死で頑張って早起きしたトコロでいつもの楽しいライブではない。
間違いなく『勉強』なのだ。
全然心弾まないので勘弁して欲しい。

私は『勉強』が嫌いである。
言っておくがそんなにできない子ではないつもりである。
が、やっぱり興味のない分野の勉強なんてできる気もおきない。
学生の頃の勉強はノリと空気でどうにでも乗り切れた。(たいした学力の学校ではなかったので)
でも社会人の勉強はそうもいかない。
これが『地理学習(日本国内)』とか『邪馬台国研修』などであればワクワク感も上がるという話なのに。
私は携帯業務を覚えるので力を使いきった。
それも日々の勤務でイヤでも覚えなくてはならなかった。
しかし今回は違う。
全く訳の分からない保険業務の勉強をし、そして試験を受け、それに受かってから業務に入れる。
ケッコーこれからの生活にイヤでも関わってくる。
切羽詰った状況なのだ。
何もまだ始まってないがかなりのプレッシャーで死に掛け3秒前なのだ。

そうなってくると普段の私が影を消す。
いつもは快眠だけが自慢なのだが全く寝付けなくなってくる。
以前イヤな部署に勤務を命じられた前日は一睡もできなかった。
そして今晩は・・・
全く寝れない。
6時起きという笑いがでてしまう苦行と勉強プレッシャーで全く眠る事ができなかった。
意識は薄いがずっと起きていた。
寝返りなんて100回は打ったと思う。
結局一睡もできないまま起床の時間になった。
起床もなにもこっちは全く寝ていないのでただ体を起こしただけである。
久々のオール、そして机に向かいっきりの一日。
どんなにツライのか考えただけで泣けてくる。
やけになった私は久々に巻き髪などにし、大人っぽく家を出たのである。
ある意味早起きは大人っぽくなれるね。
ムリになりたくなかったけど。

ツアーの支度。

2004年11月30日
昨日ひとしきり飲んだのにその後また飲みながら日記を更新していた事に、我ながらウケてしまった。
日記命かよ。
軽く二日酔いだったのでまたバカバカしい。
めぐです。

しかも改めて日記を読み直して恥ずかしくもなった。
酔っ払いはアツイわぁ〜
恥ずかしいがそのままにしておく事にする。
しかも昨日の宴を思い出してみて、やっぱり私はまぁさんが嫌いだ。
性格が非常に悪かった。
もう付き合う気はないからいいけどねー。
と、わざわざ蒸し返してしまう私もケッコー性格が悪い。
お互い様かよ。
まぁ、もういいんだけど。

今日で11月が終わりである。
そして明日から本格的なプーだ。
研修を含めるとちょこちょこ忙しいのだが、12月半ばまではプーである。
給料が入らないのは実際困る話だが、まぁまた頑張って働く事にしよう。
という訳で私はまだまだ独自の生活を送る事になる。

実は来週、ブラックボトムの九州ツアーがある。
プーな事を良い事に、私はSAKUちゃんと追っかけツアーを計画している。
しかしかなり大変な事になりそうなのだ。
まず熊本まで行く。
そして翌日には佐賀に。
そしてその翌日には鹿児島である。
SAKUちゃんの仕事の関係やもろもろを考え、なんと私達はこのツアーを車で行く事に決めた。
お互い人の車を運転しない私達なのでどっちの車で行くか考えたが、ここは速度の関係により私の車の方が良かろう。
っていうか、どっちにしてもかなりの長距離運転で考えただけでもゲッソリする。
ひとまず事故だけは避けたいので私は思い切ってタイヤを買い換える事にした。
一応洗車などもしとくべきかも知れない。
いろいろ大変だなぁ〜
でもそれ以上に行ったら絶対楽しいのは分かっている。
楽しみなんだけど、それまでが大変だー。

ケッコー慌てた私は九州長距離ドライブの達人のharuchanに助けを求めに職場に向かった。
長時間運転が不安だと告げると、いともあっさり『鹿児島から帰るんやったら5,6時間やね〜』と言われた。
やっぱりそんなにかかっちゃいます?
その後『カワイイ人はそんなんできますいね〜』などと調子に乗せられ、その気になってしまった単純な私だった。
さすが、haruchanだわ。
よく流れが分かっていらっしゃる。

という訳で明日はタイヤ交換に行ってきます〜
元の会社にもお礼の品でももって伺いますか。
やっぱりプーでも忙しいなぁ〜
よきかな、よきかな。
今日はいっちょ前の会社の皆様との飲みだ。
忙しいったりゃありゃしない。
もうお呼ばれ事はいいぞ。
めぐです。

皆さんの仕事が終わる時間に待ち合わせたので、こっちは時間が余ってしょうがない。
始まりが22時ですもの〜
のんびり待っている訳にもいかず、私は昼間っからジムに行っていた。
目的もなく行ったので1時間程歩いて、その後腹筋のスタジオメニューなどに入りマッチョ計画を独自に進めた。
何だか心地良いのでいつまでも頑張りたかったがしょうがない。
地味にお風呂に入り帰った。

時間があったのでどんどん化粧をしていったら、かなりヤリ顔になってしまいウケた。
まるで今からコンパみたいだ。
全く意味のない化粧で申し訳ない。
行ってみると皆同じ顔であったが、どうも私がキャラ変えしていると途端に苦情を受けた。
皆が言うには『大人っぽくなった』らしい。
っていうか、私、もうすぐ32歳なのですけど?
どれだけ私は大人っぽくなったのだろう?
普段会う人はきっと全く気付かないであろう。
そんな類である。

何だか分からないが今回の飲み会は私のお疲れ様パーティのようだ。
私を含め、10人が集まってくれた。
いつもはこの類に参加しない女子もわざわざ集まってくれた。
何だか嬉しい。
そしてお別れの時にマフラーを編んでくれた手芸部門の女性は、今度はピアスを2ケづつ作ってくれていた。
陳列の際に私が男気を出して脚立を上ったりしただけの仲だったのに本当に嬉しい。
嬉しくってその場ですぐ着けてカワイコぶった。
テキトーにやっていたはずの私の仕事も、違う意味ですごく人に喜ばれていたようだ。
良かった、良かった。

楽しげに宴を進めていたら、ストレス強のまぁさんから終わった事をグチられて少々気分が悪かったがよかろう。
カレも大変なのだろう。
私はもうすっかり大人なのだ。
終わった仕事の事で蒸し返してもしょうがない。
なので笑って話を聞いていた。
皆さん、2週間ぶりに会うのだがなかなかよろしいカンジ。
最初私とワルが人見知りしてしまった事がちょっとウケたが、次回もきっとある。
皆ともまた飲もうとお別れした。

ラクダなんか餅を食いながら私を好きな目線を送っていた。
ワルももっと話したそうであった。
そして他の皆さんも口々にまた飲もう!と言っている。
2年間勤めた甲斐もあったな、間違いなく。
私の数少ない長所だが、私は人に好かれる。
人に話すと『めぐちゃんがちゃんとしてるからだよ!』と言う。
でも私はちゃんとした覚えもないし、ちゃんとした事なんてない。
きっと私は運が良いのだな。
これからもこの運を使いながら、これから付き合う人も大事にしていこうと思う。
これが人生において大事な事をバカながら分かっているつもりなのだ。

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