持ち店を上司と入れ替わり担当替えの挨拶をする。
まぁ今日は1店ずつだったのだが気が重い店をあげた代わりにまた気が重いだろう店が増えた。
面倒だけど仕方ない。
売り上げが上がる方向にしたいと私も思っているのだ。
めぐです。
支店長は私と絡むのが苦手らしいが私の事はやたらかってくれているのでほったらかしながら実績は見てくれているという温かい傾向である。
私もほったらかしにされている方がラクなのは確かだ。
今日は同行というので久々に一緒にお昼を食べる。
道すじにはファミレスしかなかったのでファミレスでおご馳走になりながら色々話をする。
支店長は前から私に社員になる事を勧めてくるが今日もその話であった。
このご時世社員になりたがる人は多いのだろうが私としては社員は無理だ。
だって社員ってなんなの？？？
給料やボーナスで懐は潤うだろうが社員だからといってこれからの人生が保証される訳ではない。
社員になったら毎日朝事務所へ行って会議やら事務仕事が満載である。
月曜日だけ事務所に行くようにしている私だがそれでも前夜寝る事へのプレッシャーで疲れてしまう。
そんなの毎日なんて無理だし。
まぁここは言わなかったけど。
とにかく通勤が無理だと告げる。
有難い事に派遣社員を社員に昇格する制度はないのだが支店長は私がその気ならそうしようと思っていると言う。
わざわざ掛け合ってくれると言うのだ。
本当に有難い。
でもやっぱり通勤が無理だし私は社員がなんなのかという事を詰める。
だって会社の都合で社員だから特に締められる。
下関で一緒だったＭ女史とＨさんも仕事は完璧にできていたのに女子だからと退職する事になった。
2人とも今幸せなのでいいのだがそういう事だ。
それを言うと支店長もそうだと言っていた。
やっぱり女子営業社員はキレイでいないといけないという。
それに長けてて仕事もできた2人を切る意味が分からなかったらしい。
そう、それよ！！！
私もそう思うのでやっぱり女って事で転勤ができない事で終わりにするようならこのまま派遣で終わった方がいいと思うのだ。
私もキレイにしていると思われているかなと思いちょっと嬉しかった。
実際今でも女子営業の人はいるがキレイな女子営業の人は男性営業マンよりもしっかり売り上げている。
私もお店の人だったらあんなにキレイなハキハキした明るい人がやってきたら迷わずオーダーするだろう。
不細工でも明るい人を引き付ける力がある人じゃないといけないと支店長が言うので『それは私の事？？？』と思い黙って笑っていた。
まぁ褒めてくれたので別に顔の事は良かろう。
そう思ってくれると思うだけでテンション上がるな。
私の上司は支店長に怒られっぱなしだが本当に優しい人だし私は満足ですよ。
もうすぐこの仕事をして3年になるのでもうそろそろ地元企業で頑張ろうと思っていたのだがやっぱりまだこのまま頑張ろうと思ってしまった。
営業は毎日人を触れ合い仕事ができるので幸せだと思う。
嫌いな人がいても仕事だから絡む。
その中でいい面を見つける事ができたら幸せな気持ちになれる。
これからも今以上に頑張って頑張って私が貴重な人だと思われるようにしたい。
自信つくなぁ～
不景気も乗り越えるぞ。
ひとまず私なりにキレイでいれるようにスーツに納まる体を手に入れます。
まずそこなのが悲しい。
デブのスーツはスマートさに欠けるものね。
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