ものすごく心配をかける子②

バカな子が帰ってきたよ～
ツラく長い日々が終った。
あぁカワイイ。
一生ずっと一緒だからね。
幸せなのだ。
めぐです。

うりがその廃墟に住んでいるのは分かったのでもう捕獲しかない。
その廃墟は本当に怖く思い切って入ってみたが絶句する感じであった。
怖くて泣いてしまう程であった。
が、そんな事は言ってられない。
動物愛護のボランティアの方に前に使った捕獲器を借りる。
エサを入れていて誰かが侵入したら閉まる仕組みである。
マサオがその仕掛けの担当だったが朝も昼も夜も見に行くので可哀想であった。
同じ野良ミャオが何度もかかっていたので笑ってしまう。
野良だったら学習しないと。
その野良ミャオとは今でもご飯をあげる仲である。
うりを攻撃しないためにもご飯をあげ続けていたら可愛くなってしまったという話である。
なんとジムに行く前にうりと出会った。
ものすごい勢いで逃げていったが会えて嬉しかった。
捕獲まで3度会ったがいつも逃げられた。
まぁ家でも私を見ると逃げるのでね。

さて気持ちも落ち着いたのでジムを頑張ろうとジムっているとマサオから電話である。
なんとうりを捕獲したという。
慌てて帰るのは当たり前である。
この日が遠い日ではないとは思っていたが実際そうなると安堵しかない。
帰ってみると本当にうりがいた。
抱き上げてみると体が柔らかすぎてうりではない感じで戸惑う。
食べなかったせいで痩せたのか皮が伸びてブヨブヨだったのだ。
ひとまずシャンプーをしてキレイにしてご飯をたくさん食べさせた。
警戒しまくりであったが近寄るとずっとゴロゴロ言っている。
寂しくてツラかったのは私だけじゃなくうりもだったね。
帰ってきてくれて有難うね。
これからはコタツで暮らしなさい。
もうずっと暖かいからゆっくりして元気になるんよ。
嬉しくて何度も起こして抱きまくった。
ゆっくりできないね～
でもそれが運命なのだ。

やっと家族揃った気でいたがやっぱりはるはいない。
でも落ち着いてはるの事を大事に思える日がきたよ。
はるがうりを守ってくれてたね。
今日ははるがいなくなってからちょうど一ヶ月であった。
はるも頑張ってくれたんだね。
この一ヶ月本当にツラかったけどその分幸せな事はたくさんあるな。
はるはずっと一緒だ。
これからも私達家族を見守っていてね。
はるは誰よりも優しかったけど誰よりも強かった。
でもションボリした顔も可愛くて私は本当に大好きだった。
うりが帰ってきたからうりもカワイイけどやっぱりはるの事ばかり考えたい。
はるがいなくなってからあきがはるがいつも座っていた木の下にずっといるんだよ。
寒いから小屋に戻れと言っても聞かないカワイイ子。
はるは誰からも愛されてて私はちょっと羨ましい。
私もはるにたくさん学べて幸せだよ。
ずっとカワイイ子。
また遊べる日を楽しみにお姉ちゃんが頑張っていくから待っててね。
愛してるよ。
あ、うりはその後コタツで生活を行いまたデブネコになってます。
カワイイけどもう食べちゃいかんよ。
迷惑ばかりかける子と優しい愛される子。
家族でよかった。