かなりツライ内容で自分でもドキドキする。
でもちゃんと心に刻むのだ。
それは自分にである。
こうやって人は強くなるのですね。
めぐです。
意識不明のはるを先生に診せる。
先生は血便が出ている事とこの悲鳴で『脳卒中』だと診断なさる。
詳しく検査をしてみないとの事であったがそれは明日にでも言われる。
聞くと本日はるが3人目の脳卒中患者だったようだ。
1人はそのまま病院で亡くなったと聞いた。
大変な病気である。
私はこのまま入院させた方がいいのか聞いてみたが答えは思った通りである。
ワンちゃんも意識はなくても家族がどうしてくれているか分かると言う。
なので一緒に居てあげるのが一番の薬だと。
どうしてもと言うなら病院にそのまま・・・と先生がおっしゃるその言葉を遮ってキミエが『いいえ、連れて帰ります!!!』と強く言っていたのでキミエも何となくは分かっているのだなと思った。
そうだね、一緒に帰ろう。
今晩家で家族でゆっくりして明日また病院にこようね。
脳の血管を鎮める注射と点滴をしてもらった。
先生に毛布の上にはるを乗せて担架のように両端を2人で持って運んでやるといいと聞き車で待っているマサオとわっせわっせと連れて帰る。
やっと家に帰りはるを見守る。
私もさすがに事を察知していたので涙が止まらない。
あんなに元気で病気なんか全くしなかった子がこんな事になってしまうなんで考えられない。
ビックリする程の美貌を持ちながらも末っ子だったのでゆきやあきにご飯を取られたりしてよくションボリしていた。
なのでいつも隠れておいしをあげていたものだ。
家では大人しかったが外に出ると一番元気で他の犬が近寄ってこようものなら激しく怒り強い子だった。
夏にゆきがカミナリで死にそうだった時はゆきのそばから離れずにずっと毛並みを舐めていた優しい子である。
ご飯を取られても雨に濡れたあきの毛並みを舐めてキレイにしてあげていた。
体が一番大きかったのにいつも遠慮して本当に優しいカワイイ子である。
こんなカワイイ子がツライそうにしているのを私は我慢できなかった。
悲鳴も時間を短くなってきた。
泣きながらもキミエと手を握ってやり頑張れと励ます。
でもそれを繰り返すうちに私は頑張れとは言えなくなってきた。
もういいよ、はる。
ゆっくりしたらいいよ。
私は覚悟を決めてはるにそう言う。
そうするとキミエが激しく『ママはイヤ!!!はるが不随になってでも面倒をみる!!!』と泣きながら訴えてくる。
あら???この人分かったんじゃなかったの???
私はその気持ちも分かるがいいよと言ってあげるのも愛だと話す。
でもキミエはイヤらしい。
はるはこの光景を分かっていると思うので私ははるにママを頼むね。と小さく呟いた。
はるの悲鳴も時間をあけてきた。
そこで私とキミエはビールを飲んでみる事にする。
『こんな時にビールって私達悪い家族やね』と笑いながら飲む。
そうするとはるの悲鳴も止まり穏やかになってきた。
キミエは薬が効いてきたと喜んでいたが精一杯のプラス発想であろう。
はるがちょっと笑った気がしたので私も手を握りながら笑ってビールを飲み干す。
もう穏やかになったね。
私達はずっとそばにいるから安心してね。
キミエもやっとはるにもう大丈夫だから楽にしていいよと言えた。
そうするとはるはずっと眠ったままに見える。
部屋で飼っていないのでこんなに寝顔を見るのは初めてだ。(寝ている時に部屋に行っても必ず何かおいしを貰えると起きるのだ)
カワイイな。
こんなにカワイイ子と13年暮らしたね。
もっと暮らしたかったなと泣いているとはるの体がつっぱったようになった。
これはいよいよか。
何でか寝ていたマサオを起こし(マサオが薄情な訳ではなくそんな人なのだ)私が右手、マサオが左手、キミエが首周りをさすっていると呼吸が静かになった。
そして何も言わなくなった。
はるももう大丈夫だと思ったんだね。
有難うね、はる。
皆で口々に言いながら大好きなはるを家族みんなで看取った。
はるも幸せだと思うよ。
そんな私達も家族でそうする事ができて幸せだもん。
有難うね。
家族一優しいカワイイ子。
ずっと家族を見守ってくれるだろう本当に優しい子。
ずっと愛しているよ。
良かったはるが家族で。
これからもずっと一緒だねと言いながら感謝と愛をずっと告げていた。
はるは本当に迷惑を掛けない子であった。
ゆきはカミナリで死にそうになるしあきはしこりができたと騒いだ。(それは脂肪であったが)
いつもニコニコ笑顔で手を交差させてふせている姿がはるだった。
亡くなったのは12時をまわってしたが人生のたった5時間だけ心配をかけただけであった。
いくらでも闘病には付き合うのにそれはいいよと最初から言っていたようなものである。
この子は今までいたワンくんやネコちゃんの中で一番大人だった。
スピリチュアルでいう犬界では一番生まれ変わりが多い子だったと思う。
この次は人間になるのかなぁ。
だったら私の子供になって欲しいトコロだがこっちは産みの予定もないので申し訳ない。
でもこれからはずっと一緒だね。
私が家に居なくてもずっと一緒。
嬉しいなぁ。
でもはるの美人顔がもう見れなくなる。
私ははるの休んでいる顔を見ながら何度もカワイイなぁ~と呟いていた。
はるの美貌をちょっと分けてよ~と言いながらはるの顔を撫でくりまわす迷惑なお姉ちゃんであった。
こんなにカワイイ子と人生を過ごせて私は幸せです。
はるもこの家の子で良かったと鼻を鳴らして威張っている姿を想像して何だかほんわかしてしまった私である。
たくさん有難うね。
ずっと愛しているからね。
でもちゃんと心に刻むのだ。
それは自分にである。
こうやって人は強くなるのですね。
めぐです。
意識不明のはるを先生に診せる。
先生は血便が出ている事とこの悲鳴で『脳卒中』だと診断なさる。
詳しく検査をしてみないとの事であったがそれは明日にでも言われる。
聞くと本日はるが3人目の脳卒中患者だったようだ。
1人はそのまま病院で亡くなったと聞いた。
大変な病気である。
私はこのまま入院させた方がいいのか聞いてみたが答えは思った通りである。
ワンちゃんも意識はなくても家族がどうしてくれているか分かると言う。
なので一緒に居てあげるのが一番の薬だと。
どうしてもと言うなら病院にそのまま・・・と先生がおっしゃるその言葉を遮ってキミエが『いいえ、連れて帰ります!!!』と強く言っていたのでキミエも何となくは分かっているのだなと思った。
そうだね、一緒に帰ろう。
今晩家で家族でゆっくりして明日また病院にこようね。
脳の血管を鎮める注射と点滴をしてもらった。
先生に毛布の上にはるを乗せて担架のように両端を2人で持って運んでやるといいと聞き車で待っているマサオとわっせわっせと連れて帰る。
やっと家に帰りはるを見守る。
私もさすがに事を察知していたので涙が止まらない。
あんなに元気で病気なんか全くしなかった子がこんな事になってしまうなんで考えられない。
ビックリする程の美貌を持ちながらも末っ子だったのでゆきやあきにご飯を取られたりしてよくションボリしていた。
なのでいつも隠れておいしをあげていたものだ。
家では大人しかったが外に出ると一番元気で他の犬が近寄ってこようものなら激しく怒り強い子だった。
夏にゆきがカミナリで死にそうだった時はゆきのそばから離れずにずっと毛並みを舐めていた優しい子である。
ご飯を取られても雨に濡れたあきの毛並みを舐めてキレイにしてあげていた。
体が一番大きかったのにいつも遠慮して本当に優しいカワイイ子である。
こんなカワイイ子がツライそうにしているのを私は我慢できなかった。
悲鳴も時間を短くなってきた。
泣きながらもキミエと手を握ってやり頑張れと励ます。
でもそれを繰り返すうちに私は頑張れとは言えなくなってきた。
もういいよ、はる。
ゆっくりしたらいいよ。
私は覚悟を決めてはるにそう言う。
そうするとキミエが激しく『ママはイヤ!!!はるが不随になってでも面倒をみる!!!』と泣きながら訴えてくる。
あら???この人分かったんじゃなかったの???
私はその気持ちも分かるがいいよと言ってあげるのも愛だと話す。
でもキミエはイヤらしい。
はるはこの光景を分かっていると思うので私ははるにママを頼むね。と小さく呟いた。
はるの悲鳴も時間をあけてきた。
そこで私とキミエはビールを飲んでみる事にする。
『こんな時にビールって私達悪い家族やね』と笑いながら飲む。
そうするとはるの悲鳴も止まり穏やかになってきた。
キミエは薬が効いてきたと喜んでいたが精一杯のプラス発想であろう。
はるがちょっと笑った気がしたので私も手を握りながら笑ってビールを飲み干す。
もう穏やかになったね。
私達はずっとそばにいるから安心してね。
キミエもやっとはるにもう大丈夫だから楽にしていいよと言えた。
そうするとはるはずっと眠ったままに見える。
部屋で飼っていないのでこんなに寝顔を見るのは初めてだ。(寝ている時に部屋に行っても必ず何かおいしを貰えると起きるのだ)
カワイイな。
こんなにカワイイ子と13年暮らしたね。
もっと暮らしたかったなと泣いているとはるの体がつっぱったようになった。
これはいよいよか。
何でか寝ていたマサオを起こし(マサオが薄情な訳ではなくそんな人なのだ)私が右手、マサオが左手、キミエが首周りをさすっていると呼吸が静かになった。
そして何も言わなくなった。
はるももう大丈夫だと思ったんだね。
有難うね、はる。
皆で口々に言いながら大好きなはるを家族みんなで看取った。
はるも幸せだと思うよ。
そんな私達も家族でそうする事ができて幸せだもん。
有難うね。
家族一優しいカワイイ子。
ずっと家族を見守ってくれるだろう本当に優しい子。
ずっと愛しているよ。
良かったはるが家族で。
これからもずっと一緒だねと言いながら感謝と愛をずっと告げていた。
はるは本当に迷惑を掛けない子であった。
ゆきはカミナリで死にそうになるしあきはしこりができたと騒いだ。(それは脂肪であったが)
いつもニコニコ笑顔で手を交差させてふせている姿がはるだった。
亡くなったのは12時をまわってしたが人生のたった5時間だけ心配をかけただけであった。
いくらでも闘病には付き合うのにそれはいいよと最初から言っていたようなものである。
この子は今までいたワンくんやネコちゃんの中で一番大人だった。
スピリチュアルでいう犬界では一番生まれ変わりが多い子だったと思う。
この次は人間になるのかなぁ。
だったら私の子供になって欲しいトコロだがこっちは産みの予定もないので申し訳ない。
でもこれからはずっと一緒だね。
私が家に居なくてもずっと一緒。
嬉しいなぁ。
でもはるの美人顔がもう見れなくなる。
私ははるの休んでいる顔を見ながら何度もカワイイなぁ~と呟いていた。
はるの美貌をちょっと分けてよ~と言いながらはるの顔を撫でくりまわす迷惑なお姉ちゃんであった。
こんなにカワイイ子と人生を過ごせて私は幸せです。
はるもこの家の子で良かったと鼻を鳴らして威張っている姿を想像して何だかほんわかしてしまった私である。
たくさん有難うね。
ずっと愛しているからね。
コメント
読んでる内に家の子の事を思い出してました。
そう、ずーっとそばに居ますよ。
今でも呼んだらしっぽをブンブン振りながら走って来ますから^^
めぐさん家族に愛され続ける
はるちゃんのご冥福を心よりお祈り致します。
私は何度も犬猫の死に遭遇していますが・・慣れませんね。
因みに今は我が家の猫は2匹だけに成ってしまってます。
私も、Aliciaの最期の時のコトは、心に刻み付けてるよ。
めぐ姫に愛されてる、はるちゃんも
はるちゃんに愛されてる、めぐ姫も
とってもとっても幸せだと思う。
つらかったけど今は幸せですよ。
こうやって気に留めてくれる方々がいる事を感じられただけでも嬉しいです。
別れは悲しいけどそれ以上の思い出や気持ちをもらってたからこれからもずっと一緒だし悲しんでばかりいられないですよね。
しっぽブンブンはワン好きにはたまらない。
どうも有難うございます。
>みみサン
本当に慣れる事なんて一生ないでしょうね。
でも悲しみをプラスにする期間は早くなりましたね。
こうやって大人になっていくのですね。(もうすっかり大人な年齢ですけど)
どうも有難うございます。
>vanessaちゃま
やっぱり思い出すと泣けてくるけどいい意味でずっと覚えておこうと思うよ。
はるは本当に心配をかけなかったからいい思い出しかないよ。
あたしもはるも幸せかぁ。
嬉しいな。
vanessaちゃま有難うね。
そうですね、これからはいつも一緒ですね。
はるちゃんは幸せな最期だったと思います。
ご冥福をお祈りいたします・・・
どうも有難うね。
家族を大切にしないとと改めて思いました。
クロベエの事も何でか思い出してしまったあたしでした。
>夏里愛サン
そう言ってもらえると嬉しいです。
いい子だからホントに喜んでくれてると思います。
どうも有難うございました。
ワンコやニャンコには興味ナイ風に見えるワシやけど、昔マルチーズを飼ってて
死に際は20年経った今でも忘れられなくて・・・今でも思い出しては泣けてくる( ̄д ゚̄)
以来魚以外は飼わないようになりました。
今より昔のショックの方がツラかった気がするな。
はると一緒に暮らせてあたし達も幸せだったよ。
有難うね。