優しいカワイイ子①

日記を再開したはいいが書くのに気持ちの整理が必要でなかなか進まないのだ。
でもそのままにしていても再開できないし。
という訳で私は進むのだ。
悲しくなってしまったらすまない。
めぐです。

12月17日、私は仕事が終っても家に帰らずにご飯に行くつもりであった。
ごそごそ行き先を決めて向かっていると家から電話である。
今日は遅くなると言ったはずだが。
出てみるとかなり慌てたキミエが『はるが死にそう』と連呼している。
訳が分からないが頭に絶望感だけが沸く。
大変だ。
急いで予定を取りやめ気を確かに持って帰る。
そうすると玄関にくるまれたはるが横になっていた。
話しかけても全く返答がない。
これはただ事ではない。
玄関にそのままいさせるのも可哀想なので居間に抱えて寝かす。
意識がなくたまに悲鳴なような声を出す。
どうした？？？はる？？？

このまま様子を見る事も意味がないと思い色んな動物病院に電話する。
もう19時を過ぎているのでどこも繋がらない。
1件前に色々お世話になっていた病院が留守番電話になっていたので様子と診て欲しい事を伝言した。
気が動転したキミエが赤玉を飲ませたと報告してくれたがそんな腹痛の薬が意識不明の状態に効く訳もない。
でも気持ちは分かる。
私が朝にジャーキーをあげた時は元気に食べていた。
夕飯も元気に食べた直後庭で悲鳴をあげて倒れたようである。
悲鳴を聞きつけ庭に出た時にはもうはるの意識はないようで悲鳴だけが繰り返されていたらしい。
何かの流行り病か？？？
だったら他の子は大丈夫なの？？？
不安で死にそうになる。

そうすると病院から電話がかかる。
すぐに連れてきて欲しいとの事なのではるを抱えてマサオの運転で向かう。
15キロちかくあるはるを抱えるのは大変であったが私ははるのお姉ちゃんだ。
何だってしてやるぞ。
ママも父さんも一緒だから大丈夫よと話しかけるがたまの悲鳴しか聞けない。
あぁ助けて。
10分そこらで病院に到着し診察してもらう。
血便が出ておりくるんでいた毛布から私の靴に血が流れていた。
可哀想に。
この先生が苦しみからすぐに開放してくれるから頑張るんよ。
みんな大好きだからね。
先生本当にお願いします。
大好きな私達の家族なのです。