ヘルペラー2世。

昨日の夜は岡山ではまぐりを食べましたよ。
どうも私はものすごくはまぐりが好きだったようでそれに気が付いてからは見かけると頼むようにしている。
いやぁ美味しい。
ビールも進みますのよ。
めぐです。

岡山から帰ろうとお土産を買ったりしていると何やら下唇がムズムズしてきた。
これは・・・
間違いない。
あのヘルペスがやってきたのだね。
私はものすごくヘルペスを発症する体質なようで生まれて35年と10ヶ月、口唇ヘルペスは100回は経験していると思う。
今年は確か2度目なはずだが多い時は年に4回四季と一緒に訪れる。
まだ口唇のみの発病だがこの集中的な出来具合から帯状疱疹などもいつか何の予兆もなくやってくるだろう。
キミエから受け継いだこの体質である。
熟年へルペラーのキミエは帯状疱疹もしっかり経験済みである。
全然嬉しくないがせっかく親から貰った体だ。
元気に乗り越えようと思う。

鏡を見ると全く何もできていないが間違いない。
この熱をもった感じは確実である。
気付いた時にすぐ薬を飲んだり塗ったりすればいいのだが（家にはいつも常備してある）何しろ旅先なのでどうもできない。
まぁまだブツはできていないから帰ってきてからでも大丈夫だろうとたかをくくっていたら帰りの新幹線内で水疱を確認できた。
あぁこうなると後の祭りである。
好きにしてくれと投げやりになりながらも気になってしょうがない。
この水疱を今すぐつぶしてやりたいがそんな事をしたらヘルペス菌が広範囲に繁殖する。
なのでじっと我慢である。

このヘルペラー2世の私であるが下唇にできるのは本当に稀である。
いつも上唇の三角山の頂点の一番目立つトコロにできる。
水疱が治まっても唇にかさぶたがある状態というのはやっかいだ。
だいたいかさぶたは乾かしてカラカラになってその下の傷口を再生するのである。
が、唇はよく濡れる。
顔なんて洗おうものならかさぶたが勝手にはがれて血が滲む事になるのが常だ。
だから治りも遅いし唇のかさぶたは非常に目立ってたまらんのである。
あぁ面倒だなぁ。
家に帰ったヘルペラー2世はすぐに薬を服用し塗りまくったが簡単に爆発してしまった。
遅かった・・・
でも下唇は目立たないし唇からかかる皮膚も丈夫な感じがして頼もしい。
早く治してやんよ。

こんなに医学が発達しているので何かそれようの免疫薬とかないのかしら。
まぁそこまでしなくても死にはしないから大丈夫なものか？？？
よく性病でヘルペスなんて聞くがこんなの股にできたらたまったもんじゃない。
予防ができると有難いものである。
遺伝とは怖いな。
まぁキミエの事は大好きなのでこれくらい良しとしよう。
こんなに甘やかされているのだからそれくらいの代償は望んでもいい程だし。
気品あるヘルペラー2世として口を腫らしながら楽しく暮らしていくのである。