キモキャラ前進。

今日と明日は下関で宝石の展示会のお手伝いであった。
なかなか大きい会場を借りての展示会なので人数揃えで私も呼ばれたのだ。
本当は昨日もだったが自分の業務があったのでこの2日間である。
あぁ疲れた・・・
めぐです。

よく展示会のお手伝いに借り出されるのだが私は仕事では断らない事をモットーとしている。
社員じゃないので事務所仕事やややこしい事をしなくて良いので頼まれた事はイヤな顔をしないで引き受ける事にしている。
お互い様なのでそこはちゃんとしないと。
できる事はちゃんとしようと思っているので元気に引き受けた。
良い子である。

しかし思った以上に疲れて元気に引き受けてしまった事を軽く後悔・・・
いやいやこれ程疲れると分かっていても引き受けはしたが気は重い話であった。
行ってみると担当の女性社員のＭさんに頑張ろうみたいな事を言われる。
分かったぜ！！！と元気な私だったが何しろ一日中立ちっぱなしでしかもキリっとした顔つきも必要である。
始まって30分でもう元気な私は影を潜めていた。
しかもライバル社も同時に入っているので無言の競争も必要なのだ。
私は争うのが苦手なのでガツガツできないのだよ。
でもしないといけないのか・・・
ツライのぉ～
そんな中私を慕ってくれているＭさんから前に受けた恋の相談の結果を聞かされたりして地味に楽しんだのであった。

挙げ句ライバル社の派遣のオバサンに『昨日はものすごい美人さんがいたけど？』と言われ顔がひきつる。
うちの支店にはＷさんというとんでもない美人がいるのだ。
しかも若いしハキハキしてたまらない。
私は軽く人見知りしてしまってまともに喋った事がない始末である。
前に一度話しかけられた時にテンパってしまい訳の分からない真っ黒な笑いを生むような事を言ってしまった時の引きつったＷさんの顔が忘れられない。
そのＷさんの代わりが私なんてどんなつもりかと思う。
何だか自虐的になり笑ってしまった。
しかもＷさん、名前まで天才的にカワイイのでスゴイ。
何もかもを持ち合わせている人がいるのだなぁと思う。
その代わりの私はたいしたモノを持ち合わせていない初老を視野に入れる年齢の浮かれものだ。
なんで私はこんな事になったのだろう？？？
せめて名前だけでも可愛かったら良かった・・・
私の名前の漢字一文字一文字がふくよかな感じがする。
可愛いというかよく食べそうな名前だなぁと我ながら思う。
確かによく食べるけど。

まぁそんな自虐的な事を考えていてもさほど時間は経たない。
立っているだけというのがどれほど疲れるか思い知った。
こんなので疲れるのだったら屋久島を探索して疲れたい。
倍疲れても動いている方が絶対良い。
しかも私は肩凝りからくる腰痛もあるので同じ姿勢でじっとするなんてあり得ないのだけど。
ちょっとだけ仕事をしたがずっと立っていただけだ。
助っ人で来ていたこれまたほとんど喋った事のない男性社員のＹさんと話なかなかのうんちくを言われて笑ってしまう。
こんな人だったんだ・・・
面白いな。
前の営業所がなくなってから今の支店になって1年経ったが頑なに馴染まないスタンスでいたつもりが私の酒豪が有名だったり私が会議で褒められていると聞いたりして嬉しくなった。
私もなんやかんやで受け入れて貰っているみたいなので軽く前進しながら頑張ろう。
Ｗさんに気持ち悪がられている気がするが今度挽回してみせるぞ。
まぁそんな時はますます気持ち悪くなってしまうのですけど。
私ってバカね。
バカは腰に湿布を貼って明日の為に早寝するつもりがまた飲んでしまってげっそりでございます。
さすがバカだわ～