カミナリの夜。

明日からお盆休みなのに大変な事になった。
ゆきの具合が悪い。
あぁどうしよう・・・
心配で死にそう。
めぐです。

今晩はジムも休みなので自宅でお風呂に入っていた。
何やら雨が降ってきており軽く不安である。
というのもうちのワンくん2人がカミナリを異常に怖がるのだ。
この世の終わりみたいに必死で逃げまくる。
可哀想だからカミナリが私も大嫌いなのだ。
あ、カミナリが鳴ってきた。

慌ててお風呂から出ると外でゆきとはるが走り回っているのが聞こえる。（あきは血筋が違うのでなんともない）
キミエが慌てて玄関に招き入れるとゆきの様子がどうみてもおかしい。
ものすごくあえぎ聞いたことのない息遣いをする。
ゆきはお散歩ですれ違う人に『よく肥えてるねぇ〜』などと言われる程のおデブちゃんである。
そして齢14歳というなかなかの高齢である。
その体にカミナリで興奮したのがよくなかったみたいだ。
体全体で息をしておりゼコゼコとひどい。
あぁ可哀想。
どうしたらいいのか？？？

結局家に上げたりしたが全く様子が変わらずキミエと心配しながら小屋を行ったり来たりしていた。
もうカミナリは鳴ってないよと言っても興奮と発作は治まらず・・・
息が止まりそうになる瞬間を何度も見てキミエと無言で覚悟していた。
何も知らずに寝ているマサオが羨ましい。
あんまりツラそうなので私は泣きながら『あんまり苦しいのならゆき、もういいよ。』と伝えた。
でもゆきは知らん顔でゼコゼコいっている。
舌の色も紫になり気が許せない。
そんな感じで朝を迎えた。
良かった事に私は休みだ。
ずっとゆきと一緒にいれる。
神様どうかゆきを連れていかないで。
ササミジャーキーを見てくるくる回って喜ぶゆきがまだこれからも見たいのだ。
どうかお願いします。