マツゲの笑顔。

今日はまた朝から事務所ですよ。
あぁ全然楽しくない〜
馴染む気がないのが悪いとかではなく馴染めないのだ。
イヤだわ〜
めぐです。

そんなブルーな気持ちの私を入り口で出迎えてくれたのはマツゲさんであった。
先日少々陰で荒れたのだがそんな事全く知らないので何とも朝から爽やかな笑顔である。
私はシラっと出迎えのお礼だけ言い席に着いたのだがまたマツゲさんがやってきて私に先日のお礼を言ってきたのでここは笑顔でご挨拶である。
何と私の売上がマツゲさんの行った日の数倍だったようで今月は笑って暮らせるとの事であった。
もちろん私の担当ではないので私の売上ではなくマツゲさんなのだ。
まぁそこは良い。
お礼を言われたので私も先日のモヤっとした気持ちはチャラにする事にした。
懐が広いのだ、私。
あはははは。

どうもマツゲさんは支店長と折り合いが悪いようでとても居心地が悪いようである。
それはウスッペラーからの情報であるが何だかそれは私も気付いていた。
っていうかウスッペラーは何でも喋るな。
さすが薄っぺらいわ。
前の営業所では所長（アナゴさん）とマツゲさんはとても仲良しであった。
私も前の営業所の方が絶対いい。
HさんもM女史も大好きだったしアナゴさんもいい人だった。
ただウスッペラーだけ薄っぺらいので孤立していた。
でも今はマツゲさんが孤立ぎみなようで私よりももっと会社がイヤなんだろうなと若干可哀相に思う。
私は週1しか行かないしね。
その点ウスッペラーは仕事が雑なので支店長に怒られまくってはいるが基本的に上司に上手くやるタイプなのでいいのだろう。
マツゲさんはマジメすぎるし自分の意見を全く曲げないのでよくないのだろう。
31歳位のオトコにしては柔軟性に欠けるなぁと思うがいつもニコニコして裏の顔は見せないので上手くやっているのかと思っていた。
仕事って本当に上司によって変わるものなぁ。

よく考えるとマツゲさんは私にしかそのような仕事を頼めないのだと思う。
ならば私が快く受けて良かったではないか。
しょうもない大口を叩いた事は聞いてしまったので消せないがでも今日の笑顔を見ると本当にそう思っていたようで安心である。
私も忙しくした甲斐があったというもんだ。
今度そんな話があっても快く受けよう。
イヤな事を陰で言われたからといって受けなかったら私の質が下がる。
本当に用事があったら別だけどイヤなだけで断るのはよくない。
よく考えたら私は社員ではないのでできる事は限られる。
でもできる事をやってないとダメな人みたいだし。
だから自分の為に受けるのだ。
そこでまたマツゲさんが大口を叩いたらこっそりそれはダメだと教えてあげよう。
人と人の付き合いなんだし。
そんな気持ちでやっていけば仕事も楽しいしね。
今日のマツゲさんの笑顔でまたヤル気が出た私だった。
何でも結果オーライですからね。