黒髪のフィオナ姫。

このボウズ特集の雑誌はなかなか面白かった。
だってボウズって表紙に大体的に書いてありますよ。
面白いのぉ。
ボウズ頭のカリスマは山本KIDなのですって。
めぐです。

実は明日博多まで今度の仕事の面接に行かないといけない。
別に落とされても良いと思っていたが派遣のコーディネーターから『髪を黒くしてください』とわざわざ電話にて頼まれていたのでしょうがない。
派遣会社とのこれからの付き合いの為に黒くする事にした。
それもわざわざ前日に行くていたらくでした。
あはははは。

ひとまず様子が分からないのでただ今日は髪を黒くする事に専念した。
身重のマコちゃんがちゃんと働いているので尊敬したりする。
今日はマコちゃんにしっかり黒くしてもらおうかしら。
私は髪を黒くする事にあんまり抵抗がないタイプだが、最近前髪を下ろしているのが評判なので久々の黒髪も積極的には嬉しくない。
前髪が短くてカワイイのは絶対茶色だし。
黒だったらかなりキモイぞー。
マコちゃんが嬉しげに『シュレックのフィオナ姫のブサイクな時に似ていると言われる』と笑っていたのにウケた。
確かに〜
私も似てるわ。
しかもかなり似ている。
マコちゃんと私は親戚中でも一番近い顔なのだ。
しかしいくら姫でもブサイク時なので気を付けないと。
そんな人に黒髪の前髪パッツンは危険である。
分かっているのだ。

そうこう言いながらもどうせするのなら真っ黒にしてくれとオーダー。
私は中途半端なのが嫌いなのだ。
やや黒くなっても野暮ったいだけだ。
どうせ似合わないのならわざとやった感が必要である。
なので真っ黒にしてもらった。
目指すは中島美嘉である。
しかし最近ブームの前髪を短くしては中島美嘉にはならない。
だが分かっちゃいるけど短くしてみた。
出来上がりはとにかく不気味だった。
真っ黒な髪の女がいくら髪をすいてもらっても前髪がパッツン短めだと間抜けである。
とっても気持ちの悪い出来に笑ってしまった。
茶髪のマコちゃんは引きつった笑いであった。
派遣のコーディネーターも前の方が良かったと思うだろうな。
いやいやこっちは黒くしろと言われたから黒くしたのだ。
しかも限界まで。
何か悪いですか？？？

どう見ても子連れ狼の子供である。
前髪の長さを保ってれば良かったのにわざわざもっと短くしている。
ちゃーん！！！
明日の面接もヤバイ位にヒドイ出来である。
ムリヤリ前髪を分けてみれば誠実な感じも出るであろうか？？？
こんなになっても私には余裕がある。
なにしろこっちは髪が傷んでいるのだ。
すぐに元の自発金髪が出てくるぞ。
カラーが持たない髪質を分かってのオーダーだったのだ。
ちょっと2週間程は厳しいが私の生きた証として色んな事をやっとくべきだ。
チャレンジャーは真っ黒な髪でフィオナ姫を気取るのだ。
ま、ブサイクな時のですけどね。
藤原紀香もフィオナ姫の声で喜んでくれるだろう。
ちゃーん。
ちゃんはドコに？？？
今のうちに呼んでおくべきなのだ。