キミエの退院。

なんと私が知らない間にキミエの退院が決まっていたようだ。
マサオが嬉しげに『迎えに行くのに一緒にくると？』と聞いてくるが私は家で待ってるぞ。
迎えに行くだけなのになぁ〜
めぐです。

という訳で17日間の入院生活を終え、キミエが家に帰ってきた。
びわに対面した時のキミエのテンションの上がり具合は物凄く、びわもちょっとひいていた。
よっぽど早く会いたかったのだな。
何とも微笑ましいではないか。

しかし今回の退院は様子見のようで、また残りの何やらで入院する事になるようだ。
私としてはすべて完治してからの帰宅が望ましかったがそうガツガツしてもしょうがないみたいだし、やっぱりキミエも家に帰りたいだろう。
私もこれで主婦業が終了するとは思ってないが、久々にイケている食事が頂けそうだ。

ひとまずだいたいの下ごしらえを私がし、その後の調理はキミエに任せて夕食である。
やっぱりキミエ飯はいいねぇ〜
私が下ごしらえしたとは思えない程である。
キミエは病院から言いつけられた食事を忠実に守っている。
ちゃんと決まった量の水分を摂り、塩分控えめで野菜が多い。
よきかな、よきかな。
でもマサオとビールを半分ずつ飲んでいたあたりは我が母である。
ちょっと位いっといた方が良い。

キミエは病院で少量の食事しか与えられなかったと言って5キロ痩せたと言っていた。
入院する前からブタではなかったのに更に痩せましたか？
しかも現体重を聞くと私より3キロ少なかった。
生まれて初めてキミエの体重を追い越したよ。
私にも『これから太らないようにした方がいい』と何度も言うのでよっぽど太る事をキツく言われてきたのだろう。
引越ししてからしまったままであった体重計が出されているトコを見てホントに思った。
思春期の女子でもいるような光景である。
きっとフツーの女性はちょこちょこ体重計に乗るのだろうが、私にはほとんど必要ない。
『ヤバイかも？』と思った頃か、気が向いた時にジムの体重計の乗るだけだ。
太ったとかは自分の食べっぷりと裸で分かるのだよ。
でもキミエがあんなに言う位だから食事制限はしないが、これ以上は太らないようにキープしましょうかね。

キミエの『やっぱり家が一番えぇねぇ〜』という声を聞きながら、自室に戻り深夜の作業の準備に取り掛かるのだった。
でもキミエ、良かったね。
早く全完治して普段の生活を楽しみたいですな。
心配してくださった皆さん、どうも有難うございました。
キミエも私も元気ですよ。