ハゲ辞令。

軽く二日酔いぎみで起きてみると外は銀世界であった。
なんでこんなに雪が降るのか訳が分からない。
こっちはスーツ着用の仕事なんで靴はヒールだし歩きにくいったらありゃしない。
ハゲ、ハゲー！！！
めぐです。

そしてお昼からのシフトなのでのそのそ仕事に向かう。
そうすると同僚のオバサンがニヤニヤして手にFAX用紙を渡してきた。
見てみると辞令であった。
それはハゲ店長の転勤の知らせであった。
あぁ、ハゲッチ、とうとうお別れなのですね。
しかも本人の希望通り地元に帰れるらしい。
なんで何も仕事をしていないハゲだけがいい目に遭うのか？
軽く憤ってしまった。

ハゲッチとのお別れは全く私には痛手ではない。
別にどっちでも良い。
こっちも1月末には退社する予定である。
しかしその辞令のお陰でシフトが狂い、どうも私はイブの尚ライブに行けそうにない事に気付く。
いろいろ思案してみるが絶対ムリっぽい。
私が社会人として最低な事をすればできそうな感じだが、そこまでのパワーは今の尚にはないのが現実である。
飛行機もまだ取ってなかった事でお分かり頂けるであろう。
それよりもライブ後にやるめぐチームでのクリスマスパーティが気になってしょうがない。
あんなに色々計画を練っていたのに。

どっちにしろこの会社は最悪だ。
ハゲも勝手に喜んでいれば良い。
マネージャーのジジイに怒鳴られたりして軽く私は鬱でもう何もかも諦めてしまった。
退社してから自分を取り戻す事にしよう。
久々の鬱のお陰で大暴れしなかった事はまさに会社にとってはナイスタイミングだったろう。
でもこのままじゃ終わりませんよ。
さよなら、尚。
あ、ハゲもか。