6/19 名古屋ツアーでの成果。
昨日は時間が少ないのに一気に飲酒した私だがまだ足りなかったのでコンビニでビールを購入して更に飲酒を深めていた。
我慢できなかったので多美子邸に向かうまでの車で飲んでしまった。
しかし起きてみると爽快で『まだ飲めば良かった』などと思うバカな私である。めぐです。

そして今日は私の16時の飛行機まで時間の許す限り名古屋を堪能する事になっていた。
ガイドの多美子とまにあさんとさえちゃんが残ってくれていた。(アネと美恵ちゃんは朝帰りで仕事に向かったし、スミノサンとカオリチャンは万博へ行き別行動だった)
多美子の運転する車から多美子の家の周りをゆっくり拝見する。
昨晩は真っ暗で何が何だか分からなかったのだ。
名古屋近郊なのにとてものどかでこういうカンジ悪くない。
私の住むトコロより軽く不便なカンジも都会とのギャップが感じられて羨ましい。
『毎日バス停まで歩いて行ってそこからバスで駅まで行き、そんで電車で通勤してるんだよ』とちょっと恥ずかしそうに言う多美子が可愛かった。
毎日そんな大変な思いをして暮らしている多美子と、日々は車移動で楽以外には考えられない生活をしている私。
その代わり追っかけになると、名古屋という日本の真ん中のような位置からドコへでも行ける多美子と、ドコに行くにも時間とお金がかかる私との差になる。
冷静に考えればどっちがいいのか分からないが私は純粋に羨ましいと思う。
何かやっぱり名古屋も悪くないな〜
来るまでの気持ちがすっかり変化している私だった。

そして名古屋に着き、先に並んでくれていたまにあさんとさえちゃんのお陰ですぐに『矢場とん』で味噌カツを食す事になった。
私は名古屋の食べ物で何がイヤかというとこの味噌である。
味が濃すぎてすぐさま高血圧で死にそうだと思ってそれから手を出さないでいた。
それはさえちゃんも同じで気が乗らないカンジだったがもう一度食べてみて結論を出そうという事になっていた。
ひとまず一番値がはる『ヒレ味噌カツ定食』を頼んだ。
待っている間に注文していたので座ってすぐやってきた。
鉄板が激しく熱を飛ばしておりかなり旨そうである。
そして一口・・・
『どえらい旨さだぎゃ〜』というカンジだ。
全然味噌辛くないし、むしろ甘い位だった。
一味唐辛子で激辛にして食してみるチャレンジャーな私。
いや〜旨かった。
結局私達の結論は『人が並ぶにはそれなりの旨さがある』という事になった。
前回誰もお客がいないような店で食べてしまったのが敗因だったのだ。
一度の事で何もかもを決め付けるのは良くない。
それは人生の何事に対してもそうである。
すぐに結論を出したがる私にはいろんな意味で勉強になった。
次回やってきたらどうも馴染めない『きしめん』にチャレンジしてみたいと思う。

それからは多美子のお勧め商店街へGO!である。
『大須』という商店街で信じられない規模であった。
まず大須観音でひとしきり私を悩ませている事柄と家族の健康を願う。
そして商店街を練り歩く。
なにしろ時間がないし、それぞれ思考が地味に違ったりするのであまり店の中に入れなかったがそりゃワクワクする街であった。
とにかく古着屋が多い。
こっちは39マートでも2時間は平気なのに、こんなに古着屋があっちゃ1週間はかかるような規模である。
すごく見たい!すごく見たい!
しかしこっちには時間がない。
私がビミョーな時間に飛行機を取ってしまったのが悪い。
なので商店街を全部練り歩くだけで時間は過ぎていった。
あぁ、今度は一日フルに使って買い物三昧したいものだ。
私達がとても何の気無しに店を通り過ぎるので『楽しくないの?ゴメン!』と思っていた多美子だったようだ。
いやいや、逆です。
中でも多美子が嬉しげに紹介してくれた和物屋に私は心奪われ何もかも欲しかった。
こんな私好みの店が〜!!!
次はかなり三昧する気満々である。

そして皆で茶屋で冷たいものを楽しみ、お別れとなった。
多美子には何から何までお世話になり皆でしっかり頭を下げてお礼を言った。
多美子無しではまた私達は名古屋をテキトーに楽しんだだろう。
本当にお礼をいくら言っても足りないカンジであった。
実は昨日の時点で『名古屋、悪くない』などと思っていた私だが本当に名古屋が大好きになった。
むしろ御ひいきである。
『また絶対来ようね!』と熱い約束をし、今度はまにあさん&さえちゃんと別れた。
寂しかったのでかなりのテンションで別れた。

そして飛行機である。
落ちるとか落ちないとかの次元の話ではなかった。
乗れるか乗れないかの瀬戸際で私は非常に慌てた。
しかしいくら慌てても電車に全てを委ねるしか道はない。
空港に着いた時点で機内案内がされてしまっていたので慌ててその事を受付の人に告げる。
愛知博のお陰かそのような人が数人いたらしくどうにか機上の人になる事になった。
あぁ、ギリで助かりました。
とにかく走りまくったので疲れて死にそうだったが何とか良い姿勢で起きていた。
寂しくて悲しいのだ。
ちゃんと飛行機は福岡空港に到着し、意味なくバスに乗るまで走らされた。
私はアスリートか?
体力しか自慢する事のない私は走っとけば良いのだ。
諦めない心が大事である。(バス乗車については勝手に走ったのだが)

この旅で私が培ったもの。
それは『何事も一度で決め付けるな』そして『諦めるべからず』という精神である。
カッコよく言ってはみたものの、それは食べる事への執着と時間にルーズな計画性のない私が引き起こした現実なのだが。
確実にまた9月に私は名古屋にやってくる。
その時の為に体力づくりに余念がない生活をしようと早速腕立て伏せをする私だった。
名古屋、サイコー!!!

*写真は矢場とんの『味噌カツ定食』です。
 見ると貧相だが腹いっぱいになっただぎゃ〜!

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