いや〜それにしても甘い。
周りが泣きまくっているのは良いが私はあるお客サンに夢中になっていた。
ちゃんと堅サンを堪能しろよ!
表打ちや直立不動の人達よりもよっぽどタチが悪い。
いやいや、それが私なのです。
失礼してスミマセン。
めぐです。

その目を引くお客サンとは多分ゲイのカップルである。
ちょっとニッキにような頭髪の小太りの男性とメガネのひょろっとしたした男性の2人組である。
このニッキヘアの男性が涙をためながらメガネに寄り添う。
お、生ゲイ。
何だか幸せと切なさが見受けられるその姿は私の涙を誘った。
私はゲイが悪いと言ってはいない。
むしろ障害の多いだろう恋に突き進む姿はステキだと思う。
私がゲイだったらあんなにさらけ出して人前に出るだろうか?
本人達もカミングアウトな気持ちはなかっただろうが、その2人の立ち振る舞いは間違いないカンジであった。
何だかゲイだらけな気がしてならないのは私だけか?
見渡すとそのようなカップルが多いのにビックリする。
演者の事は今更言わないでおくけど。

そしてまたMCになり、堅サンがツアーメンバーのヒデちゃんに絡む。
このヒデちゃんとは尚ツアーやアブラツアーでもお馴染みのパーカッションのヒデちゃんである。
私はヒデちゃんもゲイと勝手に認識中なのでちょっと笑けてくる。
そのゲイ疑惑のヒデちゃんに甘く絡む堅サンは何者であろうか?
裏の裏で表・・・みたいな心境でウケてしまう。
しかし驚いたのが堅サンはヒデちゃんの事を『坂井サン』と終始呼んでいた。
カレは『ヒデちゃん』なので『ヒデちゃん』で良かろうもん。
よくよく考えてみると忘れていたが堅サンよりヒデちゃんは一つ年上であった。
あんなにアブラツアーで『助六』などと尚に変な名前まで付けられ笑っていたヒデちゃんが年上かよ?
あぁビックリした。
『年下ヒデちゃん』とメンバーに可愛がられてるのがフツーだと思っていた。(私よりは年上であるが)
堅サンは若いのに(これも一応私よりは年上である)スゴイなと堅サンの甘い歌声を聴きながらその気になってしまっていた私だった。
こうなったらもうメロメロですね。

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