粘着足りないっちゃ足りないカンジだったがメンバーをお見送りする事になった。
元気よくブラックボトムワゴンに手を振るが横には貴公子が居た。
そうですねん!
まだ大事な仕事が残ってますのよ。
めぐです。

貴公子とはもちろんKOOクンである。
SAKUツーリストの一員としてKOOクンが夜行バスに乗るまでしっかり見届けなくては。
まだ時間があったのでDADAでもう一度軽く打ち上げをする。
何をどう喋っても私には手の届かない品が伺えるKOOクンは一体どういう人生を送ってきたのだろう?
何から何まで私とは逆で、もしかしたらKOOクンも『この人えらく品がないけどどんな人生を送ってきたのか?』などと思われていないだろうか?と考え、勝手に恥ずかしくなってきていた。
品がないクセに自意識過剰である。
本当に私こそどんな人生を送ってきたのか?
更にこれから、どんな人生を送るのであろうか?
我ながら心配なのだ。

もうそろそろ店を出ても良い時間である。
SAKUちゃんが『KOOクン、そろそろ・・・』と合図を出し退席の確認をした。
じゃ!と話を終わらせようとした時にナゼだがKOOクンが『そういやアブラーズってめっちゃええらしいな〜?』などと言い始めた。
何?何?
その話に非常に食いつきたかったが急にお開きになり、結局その話の続きは聞けないでいた。
あぁ、もうちょっとその話引っ張りたかったわ〜
しかしそれどころではない。
こっちはお見送りが最終の仕事なのだ。

ひとまずharuchanの車に乗り込み助手席を空け、そして貴公子KOOクンを乗せて出発である。
バス乗り場まで車で数分なのだがその短い時間がなかなか濃厚でとても嬉しい。
あっという間に乗り場近くのコンビニ到着し、車を停めた私達は店内で買い物をしているKOOクンを凝視する。
ジェントルKOOが惣菜などを物色しているのを見れるのも嬉しい。
が、お会計に向かったジェントルの手には麦茶とナッツ(小魚入り)だけしかなく、私達はひっくり返りそうになった。
たいした晩飯も食べていないのにそんな小買い物でいいのか?
私だったらビール2本とお茶、おにぎりとチーズ、唐揚げ・・・そんなに食えんだろう?という位持ち込むだろうに。
空腹であれば冷やしうどんなども持ち込みそうな勢いである。
もう人間の創りが違うのだと自分を落ち着けるしかない状態だ。あ〜ビックリした。

コンビニから出た瞬間、ちょうど信号が青だったのをいい事に『KOOサン、信号も変えておきました!』などと皆でやかましく盛り上げる。
KOOクンもノリが良く『そりゃスイマセン・・・』と足早に横断歩道を駆けていた。
ウケながら乗り場を目指していると目の前の定食屋とラーメン屋にメンバーの姿を発見!
ギャオ!
ここでまたブラックボトムの集合である。
KOOクンに納豆を食べたと報告するOJIサンに『納豆食ったー?』と羨ましがるKOOクンがまた可愛くてうっとりした。
そしてさらりと別れるカンジが普段仲良しなのだがお互いに執着しないカンジがしてたまらなかった。
そしてまた乗り場に向かっていながら振り返るとMONKYが楽しそうにしていたのが見れて嬉しかった。
なかなかのファンである。

そしてバスがやってきてとうとうKOOクンともお別れである。
『トランペットのKOOです!』と元気よく乗り込むのがスターらしくてカッコイイと助言していたのだがKOOクンは静かに乗り込む準備をしていた。
そして私達に握手を求め『SAKUツーリスト、最高や!』と何度もお礼を言ってくれた。
いやいや、私とharuchanはただの助手である。
そしてキレイな姿勢で一礼をしてバスに乗り込んだ。
ナンだか胸が痛い。
バスの戸が閉まっても手を振ってくれていたジャントルマンであった。
そしてSAKUちゃんが『1,2,3、ワッショイ!』と手でやる。
私とharuchanもすぐにやりだす。
そうするとKOOクンもやってくれていた。
そしてジェントルは見えなくなった。
あぁ、ステキ。
私達もやりきった感を喜びながら帰途に着いた。
私も恥ずかしながら今更品を身に付けようと心に誓った。
しかしどうしたもんか?
また福岡でKOOクンに会える。
うっかり人見知りしないように肝に銘じる私とharuchanであった。
ブラックボトムも最高だけど宇部っ子トリオも最高なのだ。
また3人で福岡で盛り上がりたいわね。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索