昔の写真。
2005年4月4日やっぱり、きっと、花粉症だ。
風邪がこんな地味に長引く訳がない。
鼻炎薬で鼻の奥を枯らし咳で喉を嗄らす私・・・
もう私も枯れてます。
カラカラですよ。
めぐです。
そんな具合の私なので部屋で地味にアブラCDなどを聴きうっとりしているとキミエが唐突に部屋にやってきた。
そういえば今日マコちゃんから結婚式の招待状が来てたっけ。
多分その事だろうと思っていると何だか手に何やらを持ちモジモジしている。
は?意味が分からん。
用があるなら早く言ってくれ。
そう告げると急に滑舌よく喋りだした。
どうも手に持っているものは自分が子供の時の写真らしい。
掃除をしていたら出てきたようだ。
はにかみながら渡してくれた。
その顔を見ながら何だか泣けてきてしまったのでぶっきらぼうに写真を見つめる娘。
『ママがドコにおるか当ててん!』
クイズ形式である。
ちょっと恥ずかしそうに言っている辺りがまた泣けた。
が、クイズとなると負ける事はできない。
マサオでも当てたとプレッシャーを与えられ更に私は燃えた。
実の娘である私が当てない事には示しがつかない。
私がハズしたとなるとキミエも悲しいだろう。
言っておくがキミエが思っているより私はずっとキミエの事が好きだ。
ケンカして暴れたりするバカ娘だがキミエが私思っているのと同じく私もキミエの事はいつも思っている。
大丈夫だ、心配するな。
私は当てる!
泣けてくるなどと言っていた私だがこの勝負には泣きは必要ない。
私はいつもに増しての負けず嫌い感を出して(本来はそんなに負けず嫌いではないと思う)張り切って写真を見つめた。
ちょっと軽く見ただけで私はキミエを発見した。
間違いない、コイツである。
同じ血筋だから分かる感触なのかキミエの当時を物語るインパクトか分からないが一発で決めた。
でも用心深く男子の方まで見たが間違いない。
さすがに小学生の頃の写真なので今の面影が見当たらない。
が、どう考えてもこの人なのだ。
おかしな事に、いとこのマコちゃんの顔そのものだった。
私とマコちゃんは親戚内では同じ種類の顔と言われている。
並べてみると呆然としただイメージのだけの似方である。
私もマコちゃんも派手だし、目と鼻が切ない位丸いのでその程度だと思っていた。
でもそんな簡単な話じゃなかった。
キミエの小学生時代はマコちゃんだったのだ。
マコちゃんは子供の頃からずっと同じ顔なので安心しているかも知れないがいつかキミエになる。
私がなかなかならないので焦っていたが実はマコちゃんの方が主流だったのだ。
しかし濃いなぁ〜
しかも私より断然カワイイ。
私は自分がどっちかというと薄い顔だと思っていたが実は濃かったようだ。
今更軽く落ち込んだのである。
威張ってキミエにアンサーを告げるとかなり嬉しげに正解を貰った。
よしよし、苦戦しないで見つかったので良かったよ。
見せたマサオに『どっかの国の人っちゃない?』などと博多弁でイジワルを言われたと言っていた。
が、本当に今となっては分からない程濃いので私もビックリしたのは事実である。
そしてまたもう一つ。
かなり小さい写真である。
これは中学生の頃だろうか?
しかし見た瞬間私は驚いた。
私がよく笑いすぎてブサイクになる顔のヤツがそこにいた。
答えを聞かなくても分かる。
キミエもこの写真の顔がブサイクでとてもイヤだと言っていた。
もちろん私もそうだ。
恐るべし、遺伝子!!!
ブサイク加減が似るとは。
そんな写真を大切そうにまた部屋から持ち帰るキミエを見ながら『ブサイクでも似てて嬉しい』と不甲斐ないながら思った私であった。
血は何よりも濃いのである。
顔も愛情もそうなのだ。
風邪がこんな地味に長引く訳がない。
鼻炎薬で鼻の奥を枯らし咳で喉を嗄らす私・・・
もう私も枯れてます。
カラカラですよ。
めぐです。
そんな具合の私なので部屋で地味にアブラCDなどを聴きうっとりしているとキミエが唐突に部屋にやってきた。
そういえば今日マコちゃんから結婚式の招待状が来てたっけ。
多分その事だろうと思っていると何だか手に何やらを持ちモジモジしている。
は?意味が分からん。
用があるなら早く言ってくれ。
そう告げると急に滑舌よく喋りだした。
どうも手に持っているものは自分が子供の時の写真らしい。
掃除をしていたら出てきたようだ。
はにかみながら渡してくれた。
その顔を見ながら何だか泣けてきてしまったのでぶっきらぼうに写真を見つめる娘。
『ママがドコにおるか当ててん!』
クイズ形式である。
ちょっと恥ずかしそうに言っている辺りがまた泣けた。
が、クイズとなると負ける事はできない。
マサオでも当てたとプレッシャーを与えられ更に私は燃えた。
実の娘である私が当てない事には示しがつかない。
私がハズしたとなるとキミエも悲しいだろう。
言っておくがキミエが思っているより私はずっとキミエの事が好きだ。
ケンカして暴れたりするバカ娘だがキミエが私思っているのと同じく私もキミエの事はいつも思っている。
大丈夫だ、心配するな。
私は当てる!
泣けてくるなどと言っていた私だがこの勝負には泣きは必要ない。
私はいつもに増しての負けず嫌い感を出して(本来はそんなに負けず嫌いではないと思う)張り切って写真を見つめた。
ちょっと軽く見ただけで私はキミエを発見した。
間違いない、コイツである。
同じ血筋だから分かる感触なのかキミエの当時を物語るインパクトか分からないが一発で決めた。
でも用心深く男子の方まで見たが間違いない。
さすがに小学生の頃の写真なので今の面影が見当たらない。
が、どう考えてもこの人なのだ。
おかしな事に、いとこのマコちゃんの顔そのものだった。
私とマコちゃんは親戚内では同じ種類の顔と言われている。
並べてみると呆然としただイメージのだけの似方である。
私もマコちゃんも派手だし、目と鼻が切ない位丸いのでその程度だと思っていた。
でもそんな簡単な話じゃなかった。
キミエの小学生時代はマコちゃんだったのだ。
マコちゃんは子供の頃からずっと同じ顔なので安心しているかも知れないがいつかキミエになる。
私がなかなかならないので焦っていたが実はマコちゃんの方が主流だったのだ。
しかし濃いなぁ〜
しかも私より断然カワイイ。
私は自分がどっちかというと薄い顔だと思っていたが実は濃かったようだ。
今更軽く落ち込んだのである。
威張ってキミエにアンサーを告げるとかなり嬉しげに正解を貰った。
よしよし、苦戦しないで見つかったので良かったよ。
見せたマサオに『どっかの国の人っちゃない?』などと博多弁でイジワルを言われたと言っていた。
が、本当に今となっては分からない程濃いので私もビックリしたのは事実である。
そしてまたもう一つ。
かなり小さい写真である。
これは中学生の頃だろうか?
しかし見た瞬間私は驚いた。
私がよく笑いすぎてブサイクになる顔のヤツがそこにいた。
答えを聞かなくても分かる。
キミエもこの写真の顔がブサイクでとてもイヤだと言っていた。
もちろん私もそうだ。
恐るべし、遺伝子!!!
ブサイク加減が似るとは。
そんな写真を大切そうにまた部屋から持ち帰るキミエを見ながら『ブサイクでも似てて嬉しい』と不甲斐ないながら思った私であった。
血は何よりも濃いのである。
顔も愛情もそうなのだ。
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