練習もしっかりして、ちょっと休憩となった。
何だか雨が降ってしまったので今日はリバーウォーク内をマーチングするらしい。
マーチング初心者の私はどっちでも構わない。
誰よりも楽しんでやるぜー!
めぐです。

会社から電話が入っていたので休憩を利用してかけ直す。
業務の話を少々し、あのババアが催事のレジにいたという話まで聞いた。
やっぱりババアは働いていたのだ。
明日軽く冷やかしてやるか。
かなりウケて電話を切ると横にMONKYが・・・
私はもの凄い勢いで絡んでいった。
いつもの人見知りなんて今日に限ってはないのだ。
こっちはタンバリンで一皮剥けた成人女子になっていた。
今日は去年買ったトニーラマのウエスタンブーツを履いていたのだが、それをMONKYに指摘され嬉しげな31歳。
革の手入れを全くしてないとMONKYに告げると『オレ革の手入れをするの好きやねん!』などと可愛く言われた。
そこで思い切った私は『今度MONKYの家に持って行くから一緒にしてよ!』などと頼んでみた。(しょうもない返しで自分でも呆れる)
この30オンナがいきなり何を言う?という表情で目を丸くしていた。
その後『前も似たようなブーツ履いてたやん?』などとあてずっぽう丸出しの発言を受け、いちいちオンナになってしまう私であった。
私の履いていたモノなんかMONKYが覚えているとは思えない。
が、ひとまず用心深い私を即座にオンナにさせるMONKYだったのだ。
それから少々MONKYとオシャレ談義などを繰り広げた。

MONKYと絡んだ事をMONKYファンのキヨミチャンに即座に告げ、思った通り羨ましがられたので満足極まりない私。
しょうもない。
そんなしょうもない私がとうとうマーチングデビュー(楽器アリ)する事になった。
YASSYの掛け声と共に歩き出す。
もう自信満々な私だが、やっぱり心細いのでキヨミチャンとミユキチャンの側から一瞬たりとも離れないように気を配った。
人ごみで気を抜くと見失ってしまうのである。
SAKUちゃんはというとまるでメンバーかのように、メンバーの中心で吹いていた。
多分IGGYの側から離れないようにしていたらそんなポジションになったのだろう。
キヨミチャンに『見て、見て!』と面白がる余裕さえ私にはあった。
リーバーウォークのスタバのお客さんに陽気に手を挙げるANTONサン。
カッコイイ〜
間違って私もスター気取りで手を挙げてしまうトコロだった。
本当にすぐ調子に乗ってしまうトコが私の良いトコでもあり、悪いトコでもある。
今日はひとまず躊躇できたので安心であった。
大声で歌も歌い、本番に強い自分を再確認して悦に入っていた。
そして広場で観客の皆さんに見られながら演奏を繰り広げた。(私はただジャカジャカしているだけだが)
SAKUちゃんとIGGYのソロはかなり感動的な瞬間であった。
胸にグッときた。
感激屋のキヨミチャンは私以上に興奮し、あんなうるさい中『IGGYサンとSAKUサン最高ですね!』と連呼していた。
こっちは『3回打って休み』という仕事に必死なのだ。(私の中では際どいパートであった)
返事も早々にし、私はパレードを満喫していた。
そして終了。
私の中ではやりきった感がいっぱいで(何度も言うが私はただジャカジャカやっていただけである)気持ちがかなり高ぶっていた。
パレード最高!!!

すぐSAKUちゃんの元へ駆け寄り『すごく良かった!』と興奮を告げてみたが、SAKUちゃんは浮かない表情である。
SAKU的には全く今日の自分はイケていなかったらしい。
いやいや、最高でしたって!
すぐにキヨミチャンを呼び、さっき連呼していた言葉を言わせたいものである。
あんまり楽しかったと言っている私にSAKUちゃんは『なら来年の北沢音楽祭のパレードもどう?』などと言ってきた。
いやいや、そりゃ難しい。
なんたって私はキヨミチャンとミユキチャンが居なければ何もできない子犬なのですよ。
今から必死でサックスを始めた所で、来年の7月までに自信満々で登場できる自信がない。
でも、やっぱりサックス吹いてみたいな・・・
複雑な心境に陥り、想像だけで目を白黒していた私だった。

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