せっかく最前列の良い席にいれた私達だが、ここはひとまず出てまた再入場しなくてはいけないらしい。
この件に関しては毎度荒れるのであるが今日は大人しく並ぶ事にした。
とか言いながら急いで最後尾に詰めたのですけどね。
こっちはガッツき屋なんですよ。
めぐです。

ずっと私が気にしているカズーファンの彼女だが、なかなか良い感じで私達の一人後に並んでいた。
そしてブラックが最高に良いと嬉しがっていた。
それが聞けただけで私は満足です。
帰りにCDを買いたいやら、メンバーではタモツクンが良いなどと言っていた。
静かにしていたカズーファンだが、やぱっりブラックボトムの良さは分かってくれていたのね。
私からするとそれは当たり前であるが、やはりそうやって聞く事により軽く得意げな気分になってしまう私はちゃんとブラックボトムのファンなのだ。
良かった、純粋に嬉しいです。

そして再度入場の私達は後ろで見ながら踊るという選択権もありながら、ステージ上のピアノ部分が席になっていた事に目を付けていた。
ピアノはIGGYの真横である。
最前で見れないというとなるとインパクト勝負である。
ここはIGGYを驚かせてやるか?という意味ですぐさま空いていたピアノ席に陣取った。
それがそのピアノ席がなかなか良いのである。
メンバーと同じ高さなのだ。
しかも後ろに人もいないので好き勝手できる。
SAKUちゃんが好きなIGGYもイヤでも見れる。
MONKYは見えにくいが、さっきカズーの譜面で近くにいるのに見えにくかった事を考えたらどうでも良い話である。
見えなけりゃ動けば良いだけの話だ。
人に迷惑をかけないのであれば何だってアリなのだ。
という事で私達は椅子にあがり(椅子の上に立ち上がっていた訳ではないので誤解のないように)ブラックボトムが出てくるのを待った。

そして開演である。
いつものようにマーチングで出てくる彼らを椅子にあがり激しく声援を送る。
SAKUちゃんは椅子にあがりすぎていた為、成人女性としてギリギリのラインであった。
そしてやってきたIGGYに『わっ!』と言わせた。
これで私達の狙いは上手くいった。
この為だけにここに来たのだ。
演奏を始めるメンバーがいまいちよく見えないので、私は椅子をしまい見える位置に移動した。
踊る気満々である。
会場で立って踊っているのは私達だけだったが、こっちはステージと同じ高さにいるのだ。
しかも地味に。
叱られなかったので良かった。
終始踊ってやったもんねぇ〜

ライブ内容をいまいち書けない私だが、どうやら私はANTONのトリコである。
『ワッショイブギ』という今回初めて聴いた曲があるのだが、フリをやっているIGGYが可愛くて私まで夢中になって見てしまう。
それじゃIGGYファンじゃん!などと思われる方は間違いである。
その後のANTONの『ワッショイ!ワッショイ!』というソロボーカルがかなりウケるのだ。
いつも聞いているANTONの声ではない。
かなり高くてかなりツボなのだ。
勝手に怒って申し訳ないが、私はANTONを笑っている訳ではない。
『ワッショイブギ』でのハイトーン声だけではなく、フルドラムの叩き具合に私はメロメロであった。
しかもちょっと大きくなったANTONは間違いなく私のタイプな顔つきである。
痩せ痩せだったANTONはカッコ良いのだが(かなり美形な顔立ちである)ブラックボトムファン素人の私には怖かった。
『こんな美形な人とは・・・』と話もできない程に陰気になってしまう私だったのだ。
今日見たANTONは大人な男を感じさせた。
たまらん〜
私は夢中になってANTONを見ていた。
音楽の事はよく分からない私だが、何だかドラム好きな今日この頃なのだ。(上手いドラムに限る)

そしてMONKYも可愛かった。
私はどうすりゃいいんだ〜と荒れているとライブが終わった。
そんなもんのなのさ。
その後わざわざ持ってきたCDにメンバーからサインを貰う。
私が消極的なせいか、メンバーは次にいるSAKUちゃんと話をしている。
私はなんだかんだで空気が読める体質なのであまり気にならない。
下手に気でも使われようものならば頭がおかしくなってしまう。
なのでほっておいて頂ける方が有難いのだ。
私はなかなかのオモシロキャラなのだが、ブラックボトムを前にするとどうも固まった人見知りになってしまう。
そんな人はさして面白い事が言える訳でもないので知らん顔程度が私の為にも有難い。
どうも面倒な性格で自分でも呆れてしまう。
でもIGGYだけは私に『アブラーズ行ったん?』などと話しかけてくれた。
陰気な私のオアシスである。
私はIGGYにしかちゃんと自分のキャラで話ができない。
SAKUちゃんが喜ぶのが分かっているので敢えて言わないが、私はIGGYが一番好きかも知れない。
やっぱIGGYはSAKUちゃんが愛しているだけある男性である。
いつも頭が上がるのだが、敢えて言わないMONKYファンの私であった。

そして帰りにMONKYをつけ回した。
皆が打ち上げに行ったのだが自分はどうしようか考えていると言っていた。
私達はよく分からないクセに『行った方が良い』などと意見を押し付けた。
そしてMONKYは今日のライブが自分の中でイケてなかったと荒れた。
荒れている仕草がまたカワイイ。
さっきまでIGGYファンだと宣言した私だが急にまたMONKYにメロメロになった。
オトコっぽい可愛さとかマジでツボなんですけど。
MONKYの憤りに何か答えたい私達は『じゃ、私達はどうしたらええん?』『して欲しい事があったら言って〜』とすがってみた。
ちょっと楽しい。
MONKYはさして分かりやすい返事はしなかったが、私はカワイイMONKYにメロっておりそれどころではなかった。
部屋で飲むんなら一緒に飲もうと明るく持ちかけたが即座に却下された。
チッ。
ホテルまでの道のりをそんな話で終え、MONKYとお別れした。
あぁ、カワイイ。
こりゃどうしたら良いのでしょうか?
ひとまずオアシスのIGGYに相談してみよう。
頼れるオトコIGGYとカワイイオトコMONKYで忙しい私なのだ。
あ、男前のANTONもいた。
こりゃ忙しい。
過労死しそうな勢いの私はホテルで延々と『IGGYが好き』と言うSAKUちゃんに『うん、うん』と返事をしていたのであった。

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