何だかやっと始まった感触が掴めてきた私である。
そんな私の目はハートのままだ。
だってMONKY、カワイイのですよ。
たまらん2日間になりそうで自分でも怖い程だ。
めぐです。

いつまでもしつこくMONKYがカワイイと唸っている私にぼそぼそと話す声が聞こえてきた。
さっきカズーを追っかけきれなかった女性の声である。
何やらカズーファンの友人と電話で話しているようである。
盗み聞きもよくないと分かっているのだが、どうしても聞こえるので聞いてみる事にした。
彼女はカズーを見てかなりいっぱいいっぱいになっているご様子であった。
その事を告げていたのだが『横のブラックの(ブラックボトムの事をブラックと呼んでいた)ファンの人達がメンバーと仲良しらしくてそれが心の支え・・・』などと言うのが聞こえた。
え?心の支えですか?
かなり驚いた。
そんなにテンパっていたのなら早く言って欲しかった。
こっちはスターを遠巻きに見るのは慣れているのだ。
その話を盗み聞きしてしまった私は謝罪の意味もあり、ちょこちょこその女性と話す事にした。
何だか私は尚とカズーを勝手に結びつけていろいろ考えてみた。
尚も一般の人から見ると誰だか分からないと思う。
『元チェッカーズの藤井フミヤと弟です』などと言えば分かってもらえるのだろうが、一瞬見ただけではきっと誰だか分からない。
でもファンは姿を見ただけで『ギャ!』っとなってしまうのだ。
やっぱりファンって温かいなぁと胸が詰まった。
誰も彼もが好きだからというだけで、そのスターとは仲良くできる訳ではない。
それでも大好きだというのがファンなのだ。
私もまた尚との関係を考えてみたのであった。

地味にしっとりしていると、やっと開場である。
私達は張り切って一番良い席に落ち着き、酒とツマミを楽しんだ。
向かい側のテーブルにその女性がいたので軽く手を振ってみたりした。
それにしてもぎゅうぎゅうである。
身動きとれない程しっかりテーブルやら椅子に押し込まれていた。
そしてライブが始まった。
マーチングで出てきたブラックボトムに私は思わず我を忘れてキャーキャー言ってしまった。
嬉しくてしょうがなかったので身動きできないカンジだったのだが、非常にノッた。
が、後ろを振り返ってみると唖然としてるカンジである。
まぁ九州の人はシャイなのでそんなものかと思った。
早く盛り上がって欲しいよ。

とかなんとかやっているとカズーの登場である。
会場は一気に盛り上がった。
いや、盛り上がったというより息をのんでいるというカンジか?
もしやカズーファン揃いなのでは?
ちょっとがっかりした。
どうやら盛り上がる気質ではないようだ。
でも出てきたカズーとブラックボトムのコンビネーションはプロを感じた。
ブラックボトム、間違いなく良いんですけどー。
さすがだと嬉しくなった。
カズーも柔らかいカンジで軽く尚を思わせる。(尚の方がめちゃくちゃであるが)
尚がゲストというのはモッズだったりフミヤだったりするので簡単に受け入れられるのだが、実際はどうなんだろう?
ブラックボトムとやる事は間違いなく有り得ないが、もしやればきっと尚ファンはノッてくれるはずだ。
そうであって欲しい。
ただただ歳をとっているだけのファンでない事を願いたいものである。
そんな空気を感じとりながらも、私達は非常に楽しんだ。
こっちはブラックボトムファンだって。
もっとやってやるぜ!とアツイ私達を残し、1stステージは終わった。
あと3回もブラックボトムを見れるのに軽くブルーになってきた私達であった。
これが永遠だったらいいのに・・・と思っていても終わりはやってくる。
その事は自分達が一番良く分かっているのである。

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