いつまでも感傷に浸っているヒマはなく、私は会場を探した。
ドコだったっけ???
ちょうど良い事に多美子から『今から会場に向かう』という連絡を受け、すぐさま私も連れてけ!と暴れた。
多美子はもたもたしている私に文句なく、会場まで誘ってくれた。
ここでも心内で友人に感謝する私である。
いやいや、友達は良いねぇ〜
めぐです。

やっとめぐチームの方々と合流した私は軽く酒臭い。
しかし今日のチケットは激悪で、さすがである事に皆ほとんど同じような番号であった。
後ろの方にお行儀良く並んでいると多美子もそのようなカンジであった。
ブラックなヤツ達が後ろに固められました・・・
どれだけ悪いかというとファンクラブで取ったチケットの最後の方である。
こりゃ今日のライブは捨てね。
こんなに悪いチケットは生まれて初めてである。(私が取った)
今までどんなに悪くても後ろに100人位は居たぞ。
それでもいろんな手を使い前の方に乗り出していた私達だが(どんな手を使ったのか?)今回は完敗である。
今日は大人しく後ろの方でのんびりやりますか・・・
アネとまにあさんが先に入ったのだが、私達が入場すると裕ちゃん方向の壁際であった。
思い切って最後列で見る事にしたようだ。
こりゃある意味新鮮である。
自らこんな後ろで尚を見るのは初めてに近い。
こっちは今までガッツキだけを取り得に頑張ってきたのだ。
しかしこの最後列というのも考えようによっては悪くない。
たまにはこんなポジションじゃないとこっちも天狗になってしまう。(もうすでになりすぎであるが)
尚の可愛さは遠目の方が分かりやすいのだ。
しかもこんなに後ろでは大声で皆と話もできる。
荷物置き場もしっかりできるし、アツクなればフェンスによじ登ってやりゃいいのだ。
とても良い感じで私達はライブ前の時を過ごした。

やはりライブが始まっても私達のテンションは低かった。
が、いろいろ面白い感想などをお互い言い合いずっと笑っていた。
私はどの会場でもキーボードの飯野さんに大声で名前を呼んだ。
今日も最後列から名前を叫んだ。
なんで尚ではなく飯野さんなのか?
私達は尚はもちろんな事、サポートメンバーに温かい事を信条にしている。
皆さんのお陰で尚も楽しくやれるのだ。
ファンの方々は尚に夢中なので、ちょっと余裕がある私達がその役をかって出ているのだ。
傲慢だがそんな感じなのである。
そのお陰で数々イイ目にあったが、それを望んでやっているのではない。
なので今日も飯野さんに熱烈な声援を送る私達なのであった。

会場の空調も寒かったが、お客さんの一部がもっと寒々しかったので上着を羽織った。
大阪の会場ではよくある光景である。(空調の件は別口だが)
尚のライブではよくこういった間違った関西人が発生する。
友人の関西ファン達に聞くとやはり迷惑がっていた。
とにかく間と空気が読めないのだ。
今言うな!とかそんな事聞くな!のオンパレードである。
私達はあれあれ・・・的な心情で閉口した。
それ以外は本当に楽しいライブであった。

今日の私は裕ちゃんに釘付けであった。
初めて裕ちゃん側に来たというのもあり、裕ちゃんばかり見ていた。
軽く『尚はいつでも会えるけど・・・』精神が働いていたのもある。
こんなに遠目な時にわざわざ『この曲ではピックを使って弾くのね』などと確認したりした。
そしてアンコールも済み、私はある賭けに出ていた。
尚に『気を付けて帰って下さい』とどうしても言って欲しかった。
福岡の帰りは車だったのに言って貰えず、全然気を付けずに帰った。
今日はこれから夜行バスで地元に帰るのだ。
めぐチームの他の方々も新幹線で東京に帰る。
気を付け度に関しては福岡からの車運転の方なのだが、私は距離を取った。
尚は言ってくれるのだろうか?
まにあさんとその事ばかり言っていた。
そして尚が『皆さん、帰りは気を付けて!』と口を開いた。
さすが今まで愛してやまかったオトコである。
そして2回目のアンコールの終わりでもまた言った。
よっぽど気を付けなければならない。
2回目のアンコールの曲を本編で毎回やって欲しかった事は許そう。
私達のツアーは終わった。
やっぱりなんだかんだ言っても私達は尚なのだね。
もちろん今回の裕ちゃんの力はスゴかったのだが。
来年もまた尚に夢中という事でガンバリまっす!

大阪駅に着き、今度はめぐチームの皆様とお別れである。
尚美も来たので軽く紹介をし、お別れした。
めぐチームは尚がなくてもわざわざ会う気があるのでお別れは寂しくないのだ。
こっちはもうすでに会う約束はしているのでしばしのお別れである。
それから尚美とちゃんと話をした。
初めて会うのに何もかも分かっているような空気で私は楽しかった。
私からしたら外国で暮らし、そして外国人のカレを住んでいる尚美を意外な友人として扱っているが、尚美も同じように尚だけでどこへでも行く私の生活が驚く方向の友人だと言っていた。
お互い違う面で世間離れしている私達だが、これからもずっと仲良くしていけるなぁと思った。
お別れの時はさすがに感傷的になりそうだったので元気に別れた。
しかしちょっと経ってから尚美の去っていく姿を振り返って見て悲しくなった。
今度はいつ会えるのだろう?
お互い日本にいるし、会う気になればいつでも会えるのだ。
別にめぐチームの人と全く変わりはない。
それを再度夜行バスの中で確信し、夜行バスの気温の高さに眠れぬ夜長を過ごす私であった。
やっぱ夜行バスは私には合いません・・・
明日からの年始年末の激務の事を考え、本当に憂鬱な私であった。
でも尚やいろいろ含め楽しかったから、明日からもどんどん頑張ろう!
頑張るしかないのだー!!!
尚に会ってちょっとはイイ子になった私である。



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