深夜までチェッカーズのビデオを観ながらいつまでも飲酒を行っていた私はかなりお疲れであった。
が、今日は尚ツアーの最終日である。
テンション上げて行ってくるぜ。
つぅか腹減った。
ひとまず尚より食欲な私である。
めぐです。

帰省ラッシュ真っ只中の東京駅でめぐチーム集合である。
アネと『帰省ラッシュじゃなくて奇声ラッシュだったらかなりイヤだよねぇ〜』などとつまらない事を言いながら奇声を発していた。
乗車率120%などと言われちゃたまらない。
どれほどの人が奇声を発しているのだろうか。
いつまでもキーキー言っている私達をまだ昨日の酒が残っているまにあさんは失笑していた。
腹が減ってしょうがない私達は駅弁を買い、新幹線に乗った瞬間から食べ始めた。
新幹線の旅はこうじゃなくちゃ。
駅弁を食べながらの富士山はかなり情緒がある。
私はこんなキャラだが、景色が大好きだ。
降り立った事のない地の民家を見て『私の知らないこの町で私と同じように皆、日常を過ごしているのだなぁ〜』などと考えていた。
私が軽くセンチになっている事を皆さん察知したのか、軽くほっておいてくれた。
さえちゃんは昼寝をし、私はぼんやり外を見ている。
まにあさんとアネは知的なクセに下らないTVの話で盛り上がっていた。
かなり居心地が良い仲間なのだ。
こういう事がフツーに繰り広げられるのは、長い年月とお互いのちゃんとした信頼関係で築けていると思う。
本当はもっとたくさんめぐチームのメンバーがいるが、全員揃ってもこんなカンジなのが嬉しい。
久々に全員揃って旅がしたいものだ。
かなり前向きに感傷的な私は新大阪駅に到着した。

そういえば私はこれから別行動なのだ。
昔からの友人が大阪に住んでおり、本日会う事になっていた。
尚美という友人なのだが、本当は今まで一度も会った事がない。
中学校1年生の頃から、当時手紙を書く事に夢中だった私と文通をしていた。
尚美は富山の子なのだが、『尚美』の『尚』という字に惹かれ文通相手に決めたのだ。
学生の頃はお互い頻繁に手紙のやりとりをしていたのだが、私が社会人になりそして尚美は短大を卒業してからオーストラリアに留学してしまった。
それからはほとんど年賀状だけのやり取りであった。
尚美はいつまでもオーストラリアで学生をしており、帰ってくる気配はない。
数年前私がオーストラリアに行った時会いたかったのだが、私の行ったゴールドコーストと尚美の居るシドニーとはかなりの距離があった。
なのでデンワだけで済ませた。
それから尚美もやっと日本に帰ってきて、それからはマメに連絡を取っていた。
デンワでも話すし、メールもちょこちょこする。
フツーの友達と全く変わらない程お互いの事を知っているのだが、ただ違う事は面識がない事である。
18年の付き合いの私達が本日やっと会うのだ。
ちょっとドキドキしたカンジでめぐチームの皆さんと一時のお別れとなった。

大阪駅で待ち合わせである。
私は荷物がロッカーに入れたかったが、ロッカーはドコも満杯である。
まぁたいした荷物ではないのでよかろう。
早く尚美と会わなければ。
デンワで現在地を確認しながらお互いを探す。
お互い『ドコ?ドコ?』と言っていると背後で歓声が聞こえた。
振り返ると尚美がいた。
キャー!!!
手を取り合って喜ぶ私は全く人見知りしていなかった。
いつまでもキャーキャー言っていると横に外人のカレがいる。
そうなのだ。
今日は尚美のカレも一緒なのである。
尚美はオーストラリアの時のカレを連れて帰ってきたのだ。
カレが外国人という事で田舎では生活がしにくいと大阪に越してきた。
彼氏のアレックスも何だか嬉しそうである。
荷物を持っている私にアレックスは荷物を渡せ!などと言い、かなり紳士である。
外国の人はさすがである。
日本人の中でも謙虚な方である私は軽く困惑したが、アレックスに荷物を渡し軽く女性気分に浸ったのである。

店がなかなか空いていなかった為、メシ屋で私達は酒を飲んだ。
アレックスは日本語がほとんど喋れないので会話は必然的に英語となった。
もちろん私は英会話などほとんど出来ない。
でもアレックスの英語は優しく、外国に縁遠い私ですら意味がほとんど分かり会話となった。
私の返答はほとんどが日本語、そして少々の英語(単語)である。
でもたくさんお互い喋り、尚美以上に私はアレックスと喋った。
尚美も思っていた通りの女性で、彼氏のアレックスもステキな男性であった。
しかし私にはお別れの時間が迫っていた。
今度アレックスとゆっくり酒でも飲みたいと欲望を告げ、私は足早にお別れをした。
が、尚終わりで私はまた尚美と会うのだ。(アレックスは合気道の仲間と宴会があるらしい)
今度はオンナ同士の話でもしましょうか。
尚ついでで申し訳ないが、何だか自分の財産がまた増えたような気になり嬉しかった。
桑田が『Life is ART』ならば私は『Life is friends』である。
友達こそが人生なのだ。
かなりアツイ私だが、本当にいつも友達の事とオトコの事ばかり考えて暮らしている私なのだ。
文句はないでしょ。
あぁ、早く尚に会いに行かなくちゃ!!!


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索