サヨナラ、親知らず。
2003年12月11日今日は親知らずを葬る日である。
私は大学病院に手術に向かうのだ。
いやいや、恐ろしい〜
めぐです。
大学病院で抜歯をすると決まってから、私は毎日情報収集に忙しくした。
世間にはこんなに抜歯経験者がいるのかと思う位、いろんな人のアドバイスが聞けた。
しかも3人ほど手術にて抜歯したという心強い仲間まで出てきた。
オォ、友よ!
しかしその友達の経験談には心底冷えた。
とにかく痛くてしょうがなかったらしい。
術中ではなく術後がたまらないようである。
友の一人は数日寝込んだと言っていた。
何て事だ?!
私は多分痛みには人一倍弱い方だと思う。
すぐ大袈裟に痛がるふしがある。
って事は私は何日寝込めばいいのか?
かなり怖くなった私は手術前夜なのに大量に飲酒してしまった。
肝が小さいのか大物なのかさっぱり分からない行動である。
そして術日である。
私は軽く二日酔いの体をおし、早起きし大学病院に向かった。
申し訳ないが私は大きい病院が非常に怖い。
受け付けをするのにもドキドキしながら行った。
こんなトコにいては違う病気まで貰ってしまうであろう。
それ程受け付けは病人でいっぱいであった。
直立不動で端の方で佇んでいる私はやっと口腔外科に行くよう説明を受けた。
これからが本番である。
そこでまた受け付けをし、30分そこそこしたトコで呼ばれ問診を受けた。
歯の事を薄笑いで説明しニヤニヤしていると今度は生活習慣の話である。
要は酒をどんなに飲んでタバコはどうか?という話である。
気弱な私は『毎日ビールを4本程・・・』などと小声で返答をした。
4本というのは正解であるが、実際は500缶を4本である。
しかし助手は勝手に350缶だと決めつけ、カルテに書いていた。
まぁどっちにしろそんなに飲まなくて良い話なので軽く怪訝そうな顔をされた。
そしてレントゲンだ。
ナゼか顔まで作ってしまった自分に呆れた。
そしてまた30分程待たされた。
とうとう私の手術が始まるようで名前を呼ばれた。
ヘラヘラしながら診察台に向かった。
先生はなかなかの紳士で軽く好きなタイプだったのが恥ずかしかった。
診察をしながら先生は『あぁ〜痛いかも知れないねぇ〜』などと言っている。
何を???
私の親知らずは先日のプレーの腫れを残したままらしい。
薬はイヤだと抗生物質まで飲まなかった私が悪い。
後に知ったのだが抗生物質とは炎症を抑える働きがあるらしい。
痛みは酒でどうにかなったが、炎症までは抑えてくれなかったようだ。
『これは麻酔がきかないかも知れないけどやってみるね。痛かったらすぐやめて後日にするから・・・』と先生は柔らかく言っている。
って事は手術ではないのね???
どっちにしろこっちは今日一日で全てを終える気である。
先生に『私は大丈夫ですから抜いて下さい!』と目をキラキラさせて言ってみた。
さぁ、抜歯が始まった。
回りは麻酔が効いているようだが、歯根は間違いなく生である。
かなり痛い。
力を込めて歯を引っ張られた時は世界が終わるような痛さであった。
でも痛いなどと言うと抜歯が先送りになってしまう。
私の面倒くさがりが逆にガッツになり、何度も痛みに耐えた。
そして5分位経過したトコで私の親知らずは抜けた。
先生も喜んでいた。
知らない間に泣いていた私は涙を拭きお礼を言った。
先生は『よく頑張りましたね・・・』などと言っている。
私は更にまた泣いた。
まるで出産のようである。
しかし痛みの後にはシアワセがやってくるのだ。
清々しい気持ちでいっぱいの私の口内はまだ出血があるというので、ガーゼを口に含ませたまま10分待たされた。
悪いがこっちの方がツライ。
私はえずき癖があるので、こういうのが本当にツライのだ。
もういいだろうと言う事になり処置室を出る事になった私は、処置室を出るや否や再度入れられたガーゼをすぐさま出した。
先生は何度も『数日かなり痛いと思うので痛み止めを服用して下さい』と言っていた。
そんなに痛いのか?
まぁいい。
ここにもう来なくて良いのなら御の字である。
しかも要らぬ歯は無くなった。
アイツに苦しめられる事はもうないのだ。
しかも切らなくて良かった事が嬉しくてしょうがない。
やはり麻酔が切れる頃に私の顔は苦痛で歪んだ。
さっさと痛み止めと抗生物質を貰い、病院を後にした。
これはこれから大変な事になるな!と踏んでいた私は家に帰ると何も無かったように元気である。
麻酔はすっかり切れていた。
全く痛みはない。
あれ程血がまた出るのでうがいはやめろ!と言われたのだが、すぐさまうがいをして血が全く出ていない事を確認した。
これはもしや楽勝なのでは???
夜になりキミエが用意したおかゆもラクに平らげた。
ホンキで痛みなんかやってこない。
そしてあれ程飲むな!と言われたアルコールにまで着手してしまった。
しかも飲みすぎた。
結局痛み止めは必要なかった。
抗生物質はひとまず飲んでみた。
全然楽勝☆
今まで悩みに悩みへコんでいた私を励ましてくれた友人達に自分の雄姿を語りゴキゲンである。
たいした取り得もない私だが、こういう小さい事が非常に上手くいく癖がある。
体が丈夫な事が最大の自慢なのだ。
あぁ、上手くいって良かった☆
これからは他の虫歯治療に専念します。(知らない間に虫歯が4本もあった)
っていうか、最初の歯科はヘタだったの???
大学病院の先生はやっぱり上手なの???
よく分からないが歯科の先生もイイ人だったので私はそこに通う。
腕よりも気持ち重視なのだ。
これも私のイイトコでしょ???
私は大学病院に手術に向かうのだ。
いやいや、恐ろしい〜
めぐです。
大学病院で抜歯をすると決まってから、私は毎日情報収集に忙しくした。
世間にはこんなに抜歯経験者がいるのかと思う位、いろんな人のアドバイスが聞けた。
しかも3人ほど手術にて抜歯したという心強い仲間まで出てきた。
オォ、友よ!
しかしその友達の経験談には心底冷えた。
とにかく痛くてしょうがなかったらしい。
術中ではなく術後がたまらないようである。
友の一人は数日寝込んだと言っていた。
何て事だ?!
私は多分痛みには人一倍弱い方だと思う。
すぐ大袈裟に痛がるふしがある。
って事は私は何日寝込めばいいのか?
かなり怖くなった私は手術前夜なのに大量に飲酒してしまった。
肝が小さいのか大物なのかさっぱり分からない行動である。
そして術日である。
私は軽く二日酔いの体をおし、早起きし大学病院に向かった。
申し訳ないが私は大きい病院が非常に怖い。
受け付けをするのにもドキドキしながら行った。
こんなトコにいては違う病気まで貰ってしまうであろう。
それ程受け付けは病人でいっぱいであった。
直立不動で端の方で佇んでいる私はやっと口腔外科に行くよう説明を受けた。
これからが本番である。
そこでまた受け付けをし、30分そこそこしたトコで呼ばれ問診を受けた。
歯の事を薄笑いで説明しニヤニヤしていると今度は生活習慣の話である。
要は酒をどんなに飲んでタバコはどうか?という話である。
気弱な私は『毎日ビールを4本程・・・』などと小声で返答をした。
4本というのは正解であるが、実際は500缶を4本である。
しかし助手は勝手に350缶だと決めつけ、カルテに書いていた。
まぁどっちにしろそんなに飲まなくて良い話なので軽く怪訝そうな顔をされた。
そしてレントゲンだ。
ナゼか顔まで作ってしまった自分に呆れた。
そしてまた30分程待たされた。
とうとう私の手術が始まるようで名前を呼ばれた。
ヘラヘラしながら診察台に向かった。
先生はなかなかの紳士で軽く好きなタイプだったのが恥ずかしかった。
診察をしながら先生は『あぁ〜痛いかも知れないねぇ〜』などと言っている。
何を???
私の親知らずは先日のプレーの腫れを残したままらしい。
薬はイヤだと抗生物質まで飲まなかった私が悪い。
後に知ったのだが抗生物質とは炎症を抑える働きがあるらしい。
痛みは酒でどうにかなったが、炎症までは抑えてくれなかったようだ。
『これは麻酔がきかないかも知れないけどやってみるね。痛かったらすぐやめて後日にするから・・・』と先生は柔らかく言っている。
って事は手術ではないのね???
どっちにしろこっちは今日一日で全てを終える気である。
先生に『私は大丈夫ですから抜いて下さい!』と目をキラキラさせて言ってみた。
さぁ、抜歯が始まった。
回りは麻酔が効いているようだが、歯根は間違いなく生である。
かなり痛い。
力を込めて歯を引っ張られた時は世界が終わるような痛さであった。
でも痛いなどと言うと抜歯が先送りになってしまう。
私の面倒くさがりが逆にガッツになり、何度も痛みに耐えた。
そして5分位経過したトコで私の親知らずは抜けた。
先生も喜んでいた。
知らない間に泣いていた私は涙を拭きお礼を言った。
先生は『よく頑張りましたね・・・』などと言っている。
私は更にまた泣いた。
まるで出産のようである。
しかし痛みの後にはシアワセがやってくるのだ。
清々しい気持ちでいっぱいの私の口内はまだ出血があるというので、ガーゼを口に含ませたまま10分待たされた。
悪いがこっちの方がツライ。
私はえずき癖があるので、こういうのが本当にツライのだ。
もういいだろうと言う事になり処置室を出る事になった私は、処置室を出るや否や再度入れられたガーゼをすぐさま出した。
先生は何度も『数日かなり痛いと思うので痛み止めを服用して下さい』と言っていた。
そんなに痛いのか?
まぁいい。
ここにもう来なくて良いのなら御の字である。
しかも要らぬ歯は無くなった。
アイツに苦しめられる事はもうないのだ。
しかも切らなくて良かった事が嬉しくてしょうがない。
やはり麻酔が切れる頃に私の顔は苦痛で歪んだ。
さっさと痛み止めと抗生物質を貰い、病院を後にした。
これはこれから大変な事になるな!と踏んでいた私は家に帰ると何も無かったように元気である。
麻酔はすっかり切れていた。
全く痛みはない。
あれ程血がまた出るのでうがいはやめろ!と言われたのだが、すぐさまうがいをして血が全く出ていない事を確認した。
これはもしや楽勝なのでは???
夜になりキミエが用意したおかゆもラクに平らげた。
ホンキで痛みなんかやってこない。
そしてあれ程飲むな!と言われたアルコールにまで着手してしまった。
しかも飲みすぎた。
結局痛み止めは必要なかった。
抗生物質はひとまず飲んでみた。
全然楽勝☆
今まで悩みに悩みへコんでいた私を励ましてくれた友人達に自分の雄姿を語りゴキゲンである。
たいした取り得もない私だが、こういう小さい事が非常に上手くいく癖がある。
体が丈夫な事が最大の自慢なのだ。
あぁ、上手くいって良かった☆
これからは他の虫歯治療に専念します。(知らない間に虫歯が4本もあった)
っていうか、最初の歯科はヘタだったの???
大学病院の先生はやっぱり上手なの???
よく分からないが歯科の先生もイイ人だったので私はそこに通う。
腕よりも気持ち重視なのだ。
これも私のイイトコでしょ???
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