フィナンシェとアンブシュア。

あぁ、日記が書けない・・・
もう面倒だからすっとばそうと思ったのだが、近頃もたいした事がないので困ってるのですよ。
誰か励まして下さい。（何ででスカイ？）
めぐです。

私は昔から全く言葉を知らない。
こうやってよく日記が書けるなぁと自分でも思う。
国語はできた方だが、それは心情を読んだりもっともらしい感想を述べたりする勘での力が強かった。
作文は上手いと定評があった。
当時は漢字も好きでよく書いていたが、今となれば全く書けない。
書けなくても読めるかしら？などと思っていたが、近頃読めない漢字が多くてワタシ、マジでビビっております。
ならば英語ができるかと思えば、当時は出来ていた軽い会話も今は全くムリである。
海外に行くと本気でカタコトで自分でもウケてしまう程なのだ。

そんな私にいろんな言葉を教えてくれる友人がいる。
SAKUちゃんだ。
SAKUちゃんとは長い付き合いという事もあり、私の頭の悪さをよく理解してくれている。
突拍子もない私の常識的な質問によく目を丸くされるが、ちゃんと分かりやすく教えてくれる大変有難い友人である。

先日アブラーズのライブに行く飛行機の中で私はマサオに持たされた洋菓子を振舞った。
その菓子を喜ぶSAKUちゃん。
2種類あったのだが私は残ったヤツで良いと告げた。
『なら、アンタはフィナンシェね・・・』
は？？？
フィナンシェとは？？？
初めて聞く言葉である。
私は興奮して『いつそんな言葉を覚えたん？』と詰問した。
いつの間にか知っていたという答えである。
どんな暮らしを行ったらそんな意味の分からないカタカナを覚えるというのか？
私はまた自分の視野の狭さに驚いた。
しかしそんな言葉、世間の人が馴染んで使っている訳がない。
こっちは聞いた事もないのだ。
荒れる私に『haruchanはきっと知っている』と言いきるSAKUちゃん。
ならばharuchanに伺ってみる事にした。
・・・やっぱり知っていた。
そして私の友人の中では知的なニシネーサンにも聞いてみたら、彼女もしっかり言い当てた。
はは〜ん、これは知的なお菓子好きな女性のみ分かる言葉なのね。
私はこのアブラツアー内に『フィナンシェ』を覚えこむ事に専念した。

その後アブラライブが終わり、SAKUちゃんと話していると『尚のアンブシュアはよく出来ていた』とお褒めの言葉を頂いた。
いやいや、褒めてるのは分かるが『アンブシュア』とは？？？
これはSAXをしている人にしか分からない言葉らしく、吹く時の口内の基本らしい。
私はSAXをやっていないので知っていなくても大丈夫のようだ。
アンブシュアがよく出来ていると、SAXを吹く時にフグのような顔にならないらしい。
そういや尚はSAXを吹く時の顔はさしてブサイクではない。
カレの肺活量を呼吸の問題かと思ったが、それはどうもアンブシュアがよくできているからのようだ。
ベロをくるっと丸めているのだ。
やるねぇ〜、尚。

という訳で私はこのアブラツアーの間に2つの言葉を完璧にマスターした。
復習も欠かさずにいた為、今でもしっかり覚えている。
まだまだ脳ミソは動くらしい。
良かった、良かった。
これからもまたたくさんの言葉を覚え、成人女性らしく振るまっていきたいものだ。
フィナンシェとアンブシュア。
皆さん知ってましたか？？？
もし知っていた方がおられましたら、何で覚えたかを教えて頂きたい。
まだまだ日々勉強ですよ。