いきなり質問で悪いのですが、皆さんはひょんな時急に気配を消す事できます???
私はできます。
しかも無意識に消せます。
今日は実に上手く気配を消した22歳の話でも書きましょうか。
めぐです。

早速、私達は出待ちのポジションに着いた。
が、かなりの人でロープまで出ている。
『ここから先には出ないで下さいね』っていう事である。
申し訳ないがそんなトコに最前でもないのに、ノコノコ並ぶ私達ではない。
むしろそっちは無視する方向で。
あーりーは今回のライブの目標が『アックンに触る』事なのだ。
私のようにある意味控えめなファン生活を送っていると、『触る』などという願望はまず思いつかない。
素人故の発想であろう。
私的にその要望はどうかしら?などと古い頭で思ったのだが、いっちょ右も左も分からない子に任せてみようと決めた。
私は『ここじゃムリだからメンバーの気配がするまで隠れよう』と車の影に隠れた。
自分の提案だったのだが、あまりにもバカバカしくてウケてしまった。
しかも警備員に見つかり、かなり恥ずかしい思いをした。
たまには私も間違うのよ。
これはもう堂々と違う位置から狙いを付ける他ない。
私達はさっきまでのこそこそ感を無かった事にし、『え?別に待っている訳じゃないですよ?』みたいな風貌で堂々と道路付近で待った。
堂々とするのが成功の鍵なのだ。

あーりーに『アックンが出てきたら飛び出せ!』と命令し、私は警備の甘さ加減をぬう事を使命とした。
いい号令が出せるといいんだけど・・・
げ、いきなりアックン!!!
私はあーりーを押した。
そして2人ですぐさま気配を消した。
これはお互い無意識の事である。
しかも足取りは忍者だ。
そしてあっという間にアックンの目の前に飛び出した。
ここからは怒涛の展開である。
あーりーは短く『佐藤さん、握手して下さい!』と言い、とてもいい笑顔のアックンと握手できた。
警備員は『こんなトコに人が?』みたいな顔をして慌てている。
私はあーりーの後ろでお母さんのように見守った。
そして私は自分の事はさておき、あーりーと抱き合って喜んだ。
軽くギャルである。
『キャ〜』とか久しぶりに言ったよ。
でも本当に良かったねぇ〜
っていうか、あーりーは、なかなか優秀なストーカーっぷりである。
素人とは思えない動きだ。
あーりーとの数多い共通点なのだが(容姿はまるで逆であるが)『ストーカー性』については有無もなく同じレベルである。
あーりーは立派な追っかけキャラである。
急な時に自分の力が発揮できるのは立派だ。
さえちゃんもへたれも見習うが良い。
アックンの笑顔は本当に優しくて、私も軽く泣けそうであった。

その後あーりーは大興奮で『アックンの手は肉厚』と50回位言って、私と何度も握手してくれた。
あーりーの運転で帰ったのだが、死ななかった事が幸運である。
あぁ、本当に良かったね、あーりー。
何度もお礼を言うあーりーがまた可愛く見えた。
本当に良かった。
私もまた一からストーカー性について勉強しまっす。
まだまだなトコがあるわ。
アックンもあーりーもまた一段と好きになった夜だった。
次は・・・4月ね。
任せとけ!!!てね。



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