さぁ、今日でやっとこの意味も分からず長くなってしまった日記が終わるわ。
よく、頑張った!>自分
よく、読んで下さった!>皆さん
ちょっと調子に乗ってますね。
だって今日で終わるのだもん。
めぐです。

ちゅけに手紙を渡した私はご満悦であった。
しかしその横で神妙な顔つきのさえちゃん。
彼女は相当なプレッシャーに押しつぶされそうであった。
私はいろんな角度から激を与え、『できる子よ!』と何度も励ました。
さえちゃんもきっと渡せる!
私はそんな確信でいっぱいであった。
私達はただのファンではないのだ。
尚で何年も修行を積んだ身である。
ここで尚パワーを見せ付けるのだ。(尚もそんなトコで自分パワー出されても困るであろう)
そんな励まし会を行っていると、また見た事のあるワゴン車がやってきた。
こりゃ二岡だ。
間違いない。

やはり窓から二岡の顔が見える。
私はさえちゃんに私がさっき雄姿を飾った場所に行け!と激しく指図した。
さえちゃんは急いで柵をくぐった。
が、しかしどうも早かったようだ。
バスがやっとその場に到着した位だった。
あらら、ゴメンなさいね。
計算違いだったわ。
あまりに早く出てしまったさえちゃんは、後ろのオンナに『見えない〜』などと言われ(二岡ファンは非常に多いのだ。つぅか、ちゅけでは何も言われなかったぞ?!)それこそ『お控えなすって』の姿勢で二岡に手紙を渡した。
何で控えているのかよく分からなかったが、私は非常にウケてしまい大爆笑してしまった。
腰が違う意味で低すぎるぞ。
二岡はさえちゃんからの手紙を掲げ、元気よく宿舎に戻っていった。
カンジいい〜
私は二岡に関しては、好きでも嫌いでもないのだが、なかなか良い感じだった。
元々ひいきにはしているので(好き嫌いの感情は浮かばないカンジ)、これからはもっとひいき率を上げていきますったら。

そしてその後さえちゃんと歓喜に浸っていると、ドロ(後藤)がファン達にサインをしていた。
どうやら二岡と同じバスだったようだ。
見てなくってゴメンなさい。
望む人すべてにサインを書いているようだ。
今までムゲ中のムゲにしていたドロだが(この呼び方でどんなにムゲにしていたか分かるであろう)、とても良い人のようである。
私は反省の意を込めて、後藤を見つめていた。(呼び方が変わった)
しかし、これはどうも長丁場になりそうだ。
いつまでもサインしている。
またも隣の子達に『サイン貰ってきなよ!後藤も工藤も名前が似ているからいいじゃん!』とよく分からない事を言い、サインに向かわせた。
そういえば私達はこの子達を何気に使っていた。
ちゅけの来る度、二岡に来る度、『名前を呼んで!阿部よ!阿部!』『二岡よ!二岡!』と呼ばせていた。
野球選手は子供に弱いトコを使ったのだ。
しかも子供の声は通る。
極悪なカンジで申し訳ないが、なかなか役に立ってくれた。
なので別なトコで軽く恩返しなつもりで、控えめな親子の背中を押したのだ。
すぐさま駆け寄っていく子供達。
私達は温かい目で見守っていた。

後藤も静かに子供優先でサインをし、そして男子の方と何やら話しているご様子だ。
そして後藤がその場を離れた。
あぁ子供達でふんぎりをつけて、このサイン会は終了するのね。
なかなかいい人だったので感激していた。
が、後藤は自分のバックから折れたバットを取り出し何やら書いて男子に渡した。
は?バット?
どういうつもりなのか?
帰ってきた子供の手にあるバットを見てみると『野球が上手になりますように・・・』と書いてある。
どうも男子は野球をしているようだ。
その事を今知った。
つぅか、後藤!何やってくれるんだよー!!!
私はいつもの感激屋が出てしまい、とうとう涙を流した。
この旅で後藤に泣くとは全く思ってみなかった。
サインを終え、静かに帰る後藤の後姿を見てまた泣けた私だった。

どうなんだよ、後藤。
サインを貰った当の本人は軽く嬉しそうなカンジなのだが、両親は感激でいっぱいであった。
そして私達に感謝の言葉を繰り返していた。
いやいや、これはお互い様だ。
私も後藤のステキな姿を見て、これで黙って宮崎を後にできると思った。
その後、江藤が帰って来た時も『江藤も工藤もよく名前が似ているから呼べ!』と名前を連呼さし、良い笑顔を見る事ができた。
キヨに関しても同じである。
ファンの声援を今までずっと知らん顔していたキヨだが、軽く手を挙げて行った。
これはなかなかスゴイ。
父親の方は呆然としていた。
私達もなかなかいい恩返しをして、その場を立ち去った。
時間なのだ。
先日仲良くなった子達も同じような飛行機の時間なので帰るそうだ。
一緒に借りているレンタカーで空港まで行くというので乗せて貰う事にした。
さよなら、宮崎。

そういえばその仲良くなった子のかたっぽはブーのファンらしい。
悪いブーもそれなりに好きだと言っていた。
ブーが帰ってくるトコまで見れなくてとても残念である。
が、車に乗り込み選手宿を後にしようとした時ブーが見えた。
今帰ってきたようだ。
私は自分の声が通るという武器を使い、車の窓から『由伸さ〜ん!サヨウナラ〜』と大声で言い放った。
ブーは気付いているのかどうかは知らないが(まるで無視だったがそれはしょうがないだろう)宿舎の最上階の部屋の窓から手を振っている人が見てた。
あ、チューさん(村田コーチ)だ。
いつもあの部屋はファンの事を見ているのか、窓が開けっ放しであった。
たまに人影が見えるので気になっていたのだ。
いつもファンを気遣ってくれる彼は正式なジャイアンツ魂の持ち主である。
本当に嬉しかった。
大好きです。

そして空港に到着した。
本日、天気が良かったので皮膚の薄い私の顔はシムケン(へんなオジさんの時の志村けん)のように赤くなっていた。
こんな宮崎名残は必要ないんだよー!!!
友達になった彼女達をメルアドなどを交換し、またの再開を約束して別れた。
そして飛行機に乗り込む私達。
飛行機が飛び立っても『あそこがホテルだよ!』と宮崎の余韻を堪能した。
機内でもずっと巨人話でしんみりし、私達は福岡に降りた。
感想といえば、飛行機が小さかったので本当に怖かった。
そしてさえちゃんと夕食をとり(ナゼかトミーとマツの話をしていた。さえちゃんはマツとやりたいらしい)お別れとなった。
かなり悲しかったが、泣かずに別れた。
あぁ、明日からいつもの生活なのね・・・
でも来年も必ず行くから大丈夫。
帰りの電車の中で何度もその事を自分に言い聞かせた。

巨人軍、最高です。
間違いない。
これからもしっかり応援するから、絶対優勝して下さい。
桑田大好き。
後藤も好き。
ちゅけは・・・好きよ。

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